Anti-vaxxer
米国では政治的、宗教的な理由でコロナウイルスのワクチン、マスクの着用をを拒否するだけではなく、コロナウイルスの存在自体を疑う人もいます。これらの人々の英語での呼び方をご紹介します。
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時々SNS やメディアで目にする #fullyvaxxed
というハッシュタグの意味と使い方をご紹介します。ワクチンに関する表現です。
コロナウイルスのことを英語で
COVID-19
(コービド・ナインティーン)、または COVID (コービド)
novel
Coronavirus
(新型コロナウイルス、ノーヴェル・コローナ・ヴァイラス)Coronavirus
(コローナ・ヴァイラス)、
と呼ばれます。
否定者についてニュースメディアで報道する場合は COVID
を形容詞として使われることが多く、否定者は
denier
と表現します。コロナウイルス否定者は COVID denier。
Corona denier を使う人もいますが、発音しにくいという難点があります。
コロナ否定者はコロナウイルスが
hoax
(でっち上げ)だと思っています。
COVID deniers believe that the virus is a hoax.
コロナ否定者たちはウイルスがでっち上げだと信じている。
Before he died of COVID19, he asked his family to get the vaccine and
apologized for denying the virus.
コロナで亡くなる前、彼は家族にワクチン接種を受けるように話、ウイルスを否定したことを謝った。
恥ずかしい話ですが、2020年3月ころ、私も心の中でコロナウイルスは大したことはないだろうと思っていました。
※一般の人は COVID や Coronavirus
の大文字表記をあまり気にせず、全て小文字で表記する人が多いです。Twitter
でそれが明らかです
反ワクチン派
My mom was an anti-vaxxer until her best friend died of coronavirus.
母は友人がコロナで亡くなるまでは、反ワクチン派でした。
私の親戚の中の反ワクチンの身内のことを心配しています。
ワクチンに戸惑いを感じる人たち
ワクチンに対して戸惑いを感じる方々もいます。持病がある人、免疫不全(
immunocompromised ) の人など。「戸惑っている」「ためらっている」という形容詞は英語で
hesitant . ワクチン接種をためらう人は vaccine hesitant (people) と呼ばれます。
Being immunocompromised, my uncle was vaccine hesitant. His doctor told
him COVID vaccines are not live vaccines and can be safely
administered to him. [
ソース ]
免疫不全のため、叔父はワクチンに躊躇していましが、お医者様にコロナワクチンは生ワクチンではないので、安全に投与できると聞きました。
外部記事 :
反マスク派
マスクは窮屈なので、私も苦手ですが、2回のワクチン接種を受けた後でもやはりマスクの着用を心がけています。
「反マスク派」は anti-masker と呼ばれました。Anti-vaxxer
の流れでそう呼ばれるようになったのでしょう。
A. Why don't you go to church anymore?
B. The pastor is an anti-masker.
A. なぜ教会へ行かなくなったの?
B. 牧師様が半マスク派だから。
米国の反ワクチン/マスク派、コロナ否定者
ワクチン、マスク、コロナウイルスを否定する米国人の中にはこういう人たちがいます:
共和党委員(トランプ大統領の党)は、コロナウイルスが民主党の陰謀、ワクチンに何が入っているかわからないなどの考えを持っている。専門家や科学者の話よりも、発信元が明らかではないフェイクニュースを信じている人は少なくない。
クリスチャンの evangelist (主義の熱烈な支持者)、イエス・キリストの血で守られているのでワクチンは必要ないと信じている。
アフリカ系アメリカ人の一部の人たちはタスキギー梅毒実験 が理由で政府の医療政策を信用できない
ワクチンは自閉症の原因だと信じている人は随分前からいたが、2007年に女優のジェニー・マッカーシー は息子が自閉症になったのは予防接種が原因だとテレビなどで公言し、ワクチンに不満を感じる米国人の若い父母が増えた。
外部記事
すべての間違いの始まりは、アンドリュー・ウェイクフィールド医師を主要執筆者とする13人の研究者が、1998年に医学雑誌「Lancet」で発表した論文だった。
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