Sending cheers to my team.
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Cheer for our swimming team.
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「エールを送る」というのは和製英語なので、直訳しても伝わりません。今回は実際にネイティブスピーカーが使う表現をご紹介します。
この記事は2つのページに分けました。
これがエール
「エールを送る」は和製英語です
オリンピック、サッカーワールドカップ、高校野球など大きなスポーツイベントのニュースでよく耳にする「エールを送る」という表現ですが、私の幼なじみでインターなショルスク-ルのクラスメートT君はかなりの違和感を抱くようです。
「あれはどうにかならないか?日本語の読み書きできるんだろ?日本のWikipedia
に書くとかできない?」と苛つきます。
私はウィキペディアの編集はできませんが、ブログはやっているので、ここで彼の願いを聞き入れたいと思います。
Yell の意味
まず「エール」というのはなんでしょう?名詞としての
yell は二つの意味があります:
1(苦痛・恐怖などの)叫び声,わめき.
2《米・カナダ》 (大学などで味方の選手応援のための)エール.
「エールを送る」のエールは二番の意味ですね。
冒頭の動画は90年以上の歴史を持つテキサスA&M大学の応援団の yell leader
(エールリーダー)による実際のエールです。
なんとなく日本の応援団に近いものを感じませんか?(日本の応援団の方がキレがあるような気がしますが。)
エールというのは応援団の「掛け声」と同じなので、「エールを送る」は「掛け声を送る」という意味になります。日本語でいうと不自然さを実感していただけるでしょうか?
チアリーダー達が軽妙なダンスやアクロバティックな演技をしながら応援するのに対して、エールリーダーは声と勇ましい動きで観衆を先導します。
Photo by:
Dave Mark
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