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時制を正しく使えば、いつ起きたことなかが伝わる |
時制で伝わる情報
時制と聞くと「難しい!」と思う人が多いですね。テストのために一夜漬けで覚えて、テストが終わったら、忘れてしまうもの。
でも時制というのは読み手にとっても大切な情報なのです。日記で表していることが、「過去に起きたのか」、「今起きているのか」、「これから起きるなのか」というのは時制で読み解く事が出来ます。
英語日記を書き慣れていない生徒さんは最初はこんな日記を提出します:
I go to karaoke. Maiko is singing Girl Generation song. Aki was ordering Pocky. I will sing AKB48.
現在形、現在進行形、過去進行形、未来形のセンテンスが錯綜していて、これは過去の話のか、それともこれから起きることなのさっぱりわかりません。
「現在形」は「今の瞬間」だけではない。
最初は英語で表現するので必死で、時制までは気が回らないように思えますが、それではせっかく書いて英文も理解してもらえません。
今日は「現在形」の使い方を説明します。
現在形というのは「現在の状況」を説明するときに使えますが、「今行われている」ことには使えません。それは現在進行形で表現します。
いつもの習慣、
毎日していること | I wake up at 7:00.
We have dinner at 6:30.
He plays the violin. |
現在の状況 | It is hot and humid.
Today is my birthday.
This is the first semester. |
前に始まって、
しばらく変わらないこと | I live in Yomitan, Okinawa.
She goes to Yamada High School.
He is the principal of this school. |
近い未来の予定 | We go to New York next week.
I enter high school in April. |
「ずっと」と「今のところ」を表現する
この次のセンテンスの違いはなんでしょう?とちらも「東京に住んでいる」ですが、期間に違いがあります。
a. I live in Tokyo.
b. I am living in Tokyo.
a. I live in Tokyo. は東京に住んでいて、
これからもしばらく住み続けるという意味です。
b. I am living in Tokyo. は限定的な印象があり、現在は東京に住んでいるけど、
もうすぐ住所が変わるという意味になります。たとえば、研修や長期の出張でしばらく東京に住んでいるけど、それが終われば自宅へ帰る場合などに使います。
現在形は
を表現するときに使いましょう。
Photo by
Pawel_231
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