居酒屋などで、「私はビール」と注文することがあると思います。この表現を英語に訳すとき、動詞は be 動詞なのか動作動詞なのか考えなければなりません。
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「私はビール」
「私はビール 英語」というキーワードで当ブログへのアクセスが増えているので、記事にすることにしました。
居酒屋などで、ビールを注文したいとき
「私はビール!」
と言えば伝わりますがそれを英語に直訳して海外で注文すると、多分伝わりません.
✕I am beer.
これは日本語の助詞の「は」が必ずしも be 動詞ではないからです。
連結動詞
Be 動詞はときに「
連結動詞」の役割を果たします。主語と目的語が等しい場合や、目的語が主語を就職する場合に使われます。
助詞の「は」は be 動詞と同じように主語と目的語が等しいという意味で使うことができます。
主語 |
= | 主語2 |
He 彼 |
is は | a teacher 先生 |
I 私 |
am は |
a lawyer 弁護士 |
また、主語と形容詞をつなげるという使い方もできます。
主語 |
= | 形容詞 |
They 彼ら |
are は |
tired 疲れている |
She 彼女 |
is は |
right. 正しい |
しかし、主語と目的語が一致しないときには連結動詞の be 動詞で表現することはできません。
省略された部分
日本語の場合、日常会話での助詞の「は」を含む文では主語と目的語は等しくなくても成立します。しかし、これらの文には話の流れで理解でいる
省略している部分が存在します。
表現 |
省略されている部分 |
私はビール |
(をください) |
弟は学校 |
(に行ってます。) |
彼女はネックレス |
(を買いました。) |
これらの表現を英訳する時には、省略された部分の含めなければなりません。
I'd like some beer.
私はビールをください。
My brother is at school.
弟は学校に行っています。
She bought a necklace.
彼女はネックレスを買いました。
英文でもセンテンスの一部を省略することはあります、ルールが全く異なります。
「は」を英語に訳すときのルール
助詞の「は」を英文に訳すときのルール:
1.主語と「は」の後の名詞が等しい場合は be 動詞を使う:
彼は先生です。
He is a teacher.
2.「は」の後の形容詞が主語を修飾している場合もbe 動詞を使う:
彼らは疲れている。
They are tired.
3.それ以外の場合は連結動詞を使わず、動作動詞で表現する。次の例文では「ビール」と「私」は等しくなく、「ビール」は「私」を修飾していません。
私はビール(をください)。
I would like a beer.
I'll have a beer.
Can I have a beer?
連結動詞の例文
連結動詞には他に
などがあります。
先程、主人(元中学校教師)に確認したら、日本の英語教育ではあまり「連結動詞」にウェイトをおいていないとのこと。
連結動詞のことを知らないと I am beer というような表現が不自然だと感じないのでしょうね。
こちらは英語のページですが、連結動詞を含む簡単な例文を読むことができます。:
Photo by
ELEVATE(AnheuserBusch)
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