2018年9月26日

House を使わずに「うちへおいでよ!」と英語で誘う

Come over
みんなで集まっているけど、うちくる?


当ブログでは、car を使わずに車での移動を表現する表現plane を使わずに飛行機での移動を表現する表現について書きました、ご活用いただけたでしょうか?

My house を使わずに誘う表現をご紹介します。同じ表現でパーティー会場、職場、宿泊先へ誘うことができます。


疑問文のフレーズ


まず、紹介する表現と組み合わせて使う疑問文のフレーズをです。

表現 備考
Would you like to ~
~したい?
~しますか?
誰にでも使え、相手にプレッシャーを与えない表現
Why don't you ~
~したらどうかな?
~してはいかが?
遠慮しそうない相手に最適
Do you want to ~
Do you wanna ~
~したい?
~する?
タメ口を使えるような相手に


※これらの疑問文プレーズを使わない場合は命令文になりますが、家族、親しい友達に対して使うには問題ありません。

今回の表現は house だけではなく、職場、飲食店、公園など、今自分がいる場所へ誘うときにも使えます。

カジュアルに立ち寄る

come over 

この表現はカジュアルさが強調され、お土産を気にせずに、とくにドレスアップせずに「着の身着のまま」で来てと誘うのときに最適です。すぐに着てほしいというニュアンスも含みます。
We're hanging out at my place. Wanna come over?
みんなで集まっているんだけど、うちへ来る?

I've baked some cookies. Why don't you come over?
クッキーを焼いたんだけど、遊びに来ない?

短い訪問をする

swing by 

Swing by は「ちょっとだけ顔を出す」というニュアンスの表現なので、「それほど長居をしなくていいよ」と相手を安心させて上げる効果があります。また、次の予定があるので、あまり長居をされたら困る、と匂わせる場合にも使えます。
My parents are here for a visit. Would you like to swing by and say hi?
両親が遊びに来ているんだけど、ちょっと顔を出さない? 

I've harvested way too many tomatoes for my family. Swing by if you want some.
家族では食べきれないくらいのトマトを収穫したので、もしよければ、貰いに来て。
Twitter 検索結果: way too many tomatoes

短いカジュアルな訪問をする 

drop by

この表現も swing by と同様、短い訪問を意味します。また、この表現には「予め連絡せず(いわゆるアポなし)で訪ねる」という意味もあるので、「いつでもどうぞ」というニュアンスも「いきなり訪ねる」というニュアンスもあります。
We're having a barbecue with some neighbors. Drop by if you are hungry.
今、ご近所の皆さんとバーベキューをしているんだけど、お腹が空いているなら、遊びに来て。

I'd like to drop by tomorrow to return the CD player that you lent me.
貸してくれたCDプレーヤーを返しに明日寄りたいんだけど。

~を訪ねる 


Pay a visit は今回の表現では一番カジュアルではない表現です。予め連絡をして、手みあげを持って、長めの訪問をするという印象があります。お誘いの場合は「ゆっくりとしていって」という思いが伝わります。
My husband has been released from the hospital. Why don't you pay us a visit?
主人が退院しました。今度遊びに来ませんか?
病院へのお見舞い、介護施設への面会にも使えます。
Grandma misses you. Pay her a visit.
おばあちゃんが寂しがっているよ。会いに行ってあげて。

 関連記事 
「会えなくて寂しい」「~が懐かしい」「寂しくなります」を英語に表現するときに動詞の miss を使うことができます。色々な例文を読んで、この動詞を使いこなせるようになりましょう。

Come on a my house


冒頭の動画について:
昭和20から30年台に生まれたの方なら、江利チエミがカバーした Come On A My House (カモナマイハウス)という曲を耳にしたことがあるかと思います。この曲はロス・バグダサリアンウィリアム・サローヤン が作詞した dialect song (お国訛りソング)で、歌詞はイタリア風のブロークン・イングリッシュになっています。当時クルーニーは歌詞がイタリア人を侮辱にしているように感じたので、歌うことをためらった、という話もあります。


Photo by Afta Putta Gunawan

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