今回のテーマは「命日」。米国では命日に関する伝統的なしきたりはあまりないように思いますが、家族や友人、知人の命日に関する英語表現と例文をご紹介します。
米国での「命日」の過ごし方
英語でも「命日」にあたる言葉がありますが、日本のようなしきたりはありません。米国では亡くなった家族や友人知人の命日には
- お墓に花を供える、
- 故人のために御ミサを捧げる、
- 故人の名義でチャリティーに寄付をする
- 家族や友人を招いて食事会を開き故人を偲ぶ
など、思い思いに過ごすようです。
次のサイトでは命日の過ごし方と大切な人の死の乗り越え方を提案しています。:
What's Your Grief |
Dealing with the Anniversary of a Loved One’s Death: 30 Ideas
「命日」の過ごし方が決まっていないように、呼び方も決まっていません。英語に関する質問のサイトで提案されたものをリストアップします。
anniversary of ~'s death
私は anniversary of ~'s death を使っています。「~の死亡記念日」と意味です。
Today is the anniversary of my grandad's death. We are having a ceremony at the temple.
今日はおじいちゃんの命日なので、お寺で法事をします。
We are honoring our mom by donating to Doctors Without Borders on the anniversary of her death.
私たちは母の命日に母名義で国境なき医師団に寄付をしました。
Twitter 検索結果: anniversary of his death
~'s death anniversary
私にとっては耳新しいのですが、death anniversary (死亡記念日)という表現もあるようです。
I will go home over the weekend for my friend's death anniversary.
友達の命日なので、週末は実家へ帰ります。
(Go home という表現はアパートや宿舎などで、一人暮らししている人が言う場合は「帰郷する」という意味になります。
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heavenly birthday
Heavenly birthday は「天国での誕生日」という意味。これはどちら家というとクリスチャンが好んで使う表現で、「天国」という概念がない宗教も存在するので、故人の信仰を確認した上で使いましょう。
色々な宗教の天国の考え方についてこちらで確認できます:
Wikipedia |
天国
We are gathered together to celebrate John's third heavenly birthday.
私達はジョンの三回目の天国での誕生日を祝うためにここに集まりました。
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