バーゲンセール」の「バーゲン」と「セール」の意味の違いと使い分け方をご紹介します。
I bought it at a bargain.
という表現は英語的に正しいですが、日本人が考えるものとは意味が違います。
Bargain を辞書で調べると大きく二つの意味があります:
- 売買契約,取引; 協定,約束.
- 安い買い物; 特価品
ですので、冒頭のセンテンスはこういう意味になります。
I bought it at a bargain.
特価品を買いました。(=お手頃価格で買いました。)
Bargain とは、「特売」や「セール」という意味ではありません。Google
画像検索すると、「~バーゲン」という見出しが踊っていますがこのような表現は英語では通用しません。
「サマーバーゲン」を英語表記で Summer Bargain と書くと、「夏の特売品」という意味になります。
「特売」は Sale です
「夏の特売」と言いたのならこう書きます:
Sale はもともと「販売」と言う意味で、Bargain という形容詞が付くと、「お買い得販売」という意味になります。
最近はで Sale だけで「特売」という意味として理解せれています。形容詞はBargain に代わって Summerなどの季節、Clearance (在庫一掃)、Closing Down (閉店)など、セールの理由、テーマ、目的が分かるもが使われるようになりました。
「特売で買った」と言いたい時は
「特売で買った」と言いたい時は、bargain ではなく sale と言いましょう。
A: Is that a new dress?
B: I bought it at a sale yesterday.
A: それって、新しいドレス?
B: 昨日、セールで買ったの。
There's a sale at Isetan. Let's check it out.
伊勢丹がバーゲンだって。行ってみよう。
On sale は「販売中」の他に、「特売中」「特売で」と言う意味があります。
I bought this jacket at full price last week and today it's on sale.
先週正規の値段で買ったジャケットが今日はセール価格になっている。
The Givenchy handbag is on sale at Harrods.
(その)ギバンシーのバッグがハロッズでセール中だって。
Bargain と sale の使い方を間違えて英語のブログやメールを書くと、読む人に正しく伝わらないことがあるので、ちゃんと使い分けましょう。
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