2015年10月3日

「ナプキン」と「ナフキン」 語源は同じ Napkin

フォーマルな会食のためにセッティングされているテーブル。洋食器8、フォークやナイフ、きれいに畳まれたナプキンがある。
Napkin or serviette
ナプキンとナフキンには違いがあるのでしょうか?日本ではどちらかが生理用品、もう一方が食事の時に口を拭う四角い布や紙。しかし、実は、ナプキンも、ナフキンも語源は同じ napkin なのです。

アメリカ英語では sanitary napkin が生理用品で、(table)napkin が口を拭うために使われるものです。

英国では serviette で口を拭きます


一方、英国、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカなど、イギリス英語では napkin は別の意味を持ちます。それは「赤ちゃんのおむつ」です。

これらの国では「生理ナプキン」のことは sanitary towel と呼ぶようです。

また、お食事に口を拭いための布や紙製品は、serviette です。意味と発音はこちら

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最近 sanitary napkin (生理ナプキン)の他によく見聞きする表現があることに気づきました。若い女性たちは別な表現を使っているので、ご紹介します。

英米双方でお笑いのネタになっています


英国のレストランでアメリカ人が、
Can you bring me a napkin, please?
ナプキンを持ってきていただけますか?
と言ったら、かなり驚かれます。また、アメリカのレストランでイギリス人の客に、
Would you like a napkin?
ナプキンをお持ちしましょうか?
言ったら、怒った表情で「いらない!」という返事が帰ってくるかもしれません。



発音は「ナプキン」が正しい


日本語で「ナプキン」と「ナフキン」を使い分けるのは問題ありませんが、英語圏の人にとっては同じなので、英語で話す時はどちらも、「ナプキン」と発音しましょう。

そして、英米で意味が違うということも覚えておきましょう。ナプキンの意味の違いは、

  アメリカ英語: 口を拭う為のもの、生理用品

  イギリス英語: おむつ


日本人の方がこの違いを知っていたら、一目置かれるかも。


参考にしたページ(外部リンク):
Grammarist | Serviette or napkin

Photo by Matthew Green


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