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「心の準備ができていない」を「心」を使わずに英語で表現する ~ I'm not ready

「心の準備ができていない」と言うときは形容詞の ready を使い、「心」という意味の表現は不要です。日本語に比べてかなり短い表現ですが、英語の映画やドラマで決断や行動を迫られた人が口にする表現です。

マッサージなどを「~してもらう」「~してあげる」は give で表現する ~ 間接目的語の活用

Dad gave me a haircut
A young woman lying prone and blissfully getting a massage.


英語のビギナーにとってはハードルが高い間接目的語ですが、「~を~してもらう」「~を~してあげる」と英語で言うときに使えばシンプルに表現をすることできます。Stand を使わない理由は興味深いと思います。

散髪、タトゥ、注射など

散髪、タトゥ、注射など、自分で施すには難しいことは次のパターンで表現します。

主語 動詞 間接目的語 目的語
してくれる人 give してもらう人 動作

「してあげる」も「してもらう」も同じパターンを使います。

動詞はすべて give なので、覚えやすいかと思います。日本語に訳すときは give は目的語を参考に適切な動詞を使います。

主語 動詞 間接
目的語
直接
目的語
Marie
マリーが
gave
してくれた
me
私に
a haircut
散髪を
He
彼は
is giving
入れてくれてます
my son
息子に
a tattoo
タトゥを
The doctor
お医者様が
will give
打ってくれる
Neil
ニールに
a flu shot
インフルエンザの予防接種
The nurse
ナースが
gave
してくれた
him
彼の
a shave
ひげそりを

日本語の部分を正しい順序にしましょう:
Marie gave me a haircut.
マリーが私の髪を切ってくれました。

He is giving my son a tattoo.
彼は私の息子にタトゥーを入れています。

The doctor will give Neil a flu shot.
お医者様がはニールにインフルエンザの予防接種をします。

The nurse gave him a shave.
看護師が彼のひげを剃ってくれた。

「She gave a massage to me」 ではだめ?

She gave a massage to me. は間違いではなく、意味は伝わります。ただ日常会話ではあまりそういう言い方はしないので、自動翻訳で訳したような不自然さがあります。間接目的語を使わない場合、脳内で並べ直してから理解するまで 0.1 秒かかります。

ESL からネイティブ英語へ近づくためにはこのような表現を身につけることが大切です。

仕草、リアクション

笑顔、キス、手を振る、微笑むなど仕草やリアクションも上記のパターンで表現することができます。
主語 動詞 間接
目的語
目的語
Taka
タカが
gave
した
her
彼女に
a little kiss
軽いキス
The mailman
郵便配達員が
gave
振ってくれた
us
私達に
a wave
手を
She
彼女は
gave
くれた
him
彼に
a smile
笑顔を
The cashier
レジ係は
gave
投げかけた
us
私達に
an icy glare
冷たい視線を
My son
息子が
gave
軽くすくめて
me
私達に
shrug
肩を
The girl
女性は
gave
しました
him
彼に
a wink
笑顔を
Taka gave her a little kiss.
タカは彼女に軽くキスをした。

The mailman gave us a wave.
郵便配達員が私たちに手を振った。

She gave him a smile.
彼女は彼に微笑みを向けた。

The cashier gave us an icy glare.
レジ係は私たちを冷たい目で私達をにらんだ。

My son gave me a shrug.
息子は私の問に軽く肩をすくめた。

The girl smiled and gave him a wink.
女性は微笑んで彼にウインクしました。

自分へ施すときは再帰代名詞で

自分で自分の髪の毛を切ったり、上手にマニキュアをすることができる起用な人に憧れます。英語で表現する場合は myself, herself など、再帰代名詞を使います。

主語 動詞 間接
目的語
目的語
I
私は
gave
した
myself
自分に
a haircut
散髪をした
She
彼女は
gave
した
herself
自分に
a manicure
マニキュアを
He
彼は
gave
した
himself
自分に
a pat on the back
肩を軽くたたいた
I gave myself a haircut.
私は自分で髪を切った。

She gave herself a manicure.
彼女は自分でマニキュアを塗った。
3つ目の例の  a pat on the back は「〔褒める時などに〕(人)の背中を軽くたたくこと」という意味のイディオムですが、目的語が再帰代名詞の場合「自分で自分を褒める」と訳すことができます。微笑ましい場面でも、ちょっと傲慢に人に関しても使うことができます。
He gave himself a pat on the back.
彼は自分自身を褒めた。

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