2019年9月29日

「失恋映画」にでてくる英語表現 ~ He's not into you


恋愛映画の登場人物が好意を持っている相手にフラれる場面で使われる英語表現を集めました。Friend zone、It's not you, it's me、not that into you など。

It's not you. It's me.


告白された相手を振るとき、別れを切り出すときによく使われる表現です。
It's not you. It's me.
あなたはなにも悪くない。悪いのは私。
この表現を言い換えると、
The problem is me, not you.
あなたはなにも悪くない。悪いのは私。
フラれるほうは、次の例文のように、具体的な理由を聞きたいはずなので、It's me ... はずるい表現だと、この記事のリサーチのために読んだ記事に書いてありました。
You're not really my type.
君はタイプじゃない。

I've met someone new.
新しい人に出会った。(=他に好きな人ができた。)
ツイッター検索結果:It's not you. It's me.

Friend zone.


Friend zone は、一人が恋愛感情を持っていて、その意中の相手は友達としか思っていないという状態です。英語の Wikipedia によるとこの friend zone という表現は 1994年に米国のコメディードラマ「フレンズ」から産まれた表現とのこと。

最初は単に「片思い」という意味でしたが、次第に toxic male [画像検索] (毒男?)が怒りを込めて使うようになりました。女性を食事につれていったり、プレゼントをあげた後に見返りとして、性関係を期待して、それがかなわないときに
I got friend zoned after all I did for her.
彼女に色々してあげたのに、フレンドゾーンのままだ。
と文句をいうようになりました。このような考え方が近年話題になっている toxic masculinity の特徴の一つです。

女性からすると、friend zone ではなく、ただの friend だと言ってほしいのです。

ツイッター検索結果:Friend zone toxic male

次の2つの表現は遠回しではない、人をフルと機に使える表現です。相手も諦めが付きやすいかもしれません。

I don't like you that way.

I don't like you that way.
あなた/君をそういう意味で好きではない。
「そういう意味」とは、「恋愛の対象として」という意味。友達でいたいという気持ちのことです。このようにストレートに表現する方が相手の気持ちに優しいのではないでしょうか?
Sorry, I don't like you that way. Can't we stay friends?
ごめん、そういう意味で好きではない。友達のままでいられないかな?
ツイッター検索結果:don't like you that way

Not that into you.


句動詞の be into は「ハマっている」という意味ですが、目的語が you などの代名詞の場合、「~に恋愛感情がある」という意味になります。そして、Not that into you は「それほど君/あなたが好きではない」。
Sorry, you're a nice guy but I am not that into you.
ごめん。あなたは素敵な人だけど、それほど好きではないの。
主人公の友人がこのように忠告することもあります:
Stop calling him. He's not that into you.
もう電話をかけるのはやめたほうがいいよ。彼はあなたのことをそれほど好きではないと思う。
ツイッター検索結果:Not that into you.

ちなみに、映画 He's Just Not That into の邦題はそんな彼なら捨てちゃえば? となっています。


参考にしたページ:



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