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この記事を書き始めてから、今日までに2度テレビでこの曲の歌詞の解説をしていたので、この記事を書くことをやめようと迷いしたが、それらと比べていただくのも面白いと思って公開することにしました。
Last Christmasのストーリー
私の解釈ですが、この曲ではクリスマスパーティーで去年告白して振られた女性を見かけて、苦しい思いでが甦ったという設定です。コーラス(折返し)と2番の一部の歌詞は去年の記憶とそれにまつわる感情、それ以外は今年のクリスマスの出来事になっています。
Last Christmas の歌詞と日本語訳
まずは歌詞を御覧ください。曲のミュージックビデオを下の方に貼ってあります。
英語 | 日本語 |
---|---|
Lyrics by George Michael [Chorus] Last Christmas, I gave you my heart But the very next day you gave it away This year, to save me from tears I'll give it to someone special [Repeat] |
日本語訳 Ms. Diary [折返し] 去年のクリスマス 僕のハートを君にあげたのに 次の日 君はそれを誰かにあげてしまった 今年は 涙を流さなくていいように 誰か特別な人にあげよう [繰り返し] |
[Verse 1] Once bitten and twice shy I keep my distance But you still catch my eye Tell me, baby Do you recognize me? Well, it's been a year It doesn't surprise me |
[1番] 一度噛みつかれると 次は臆病になってしまう 距離をおいても 君の姿に目を止めてしまう ねぇ、僕が誰だかわかる? 一年も立つから 気づかなくても不思議はないけど |
[Verse 2] (Happy Christmas!) I wrapped it up and sent it With a note saying, "I love you, " I meant it Now, I know what a fool I've been But if you kissed me now I know you'd fool me again [Chorus] |
[2番] (ハッピークリスマス)箱に詰めて 「愛している」という メッセージを添えて君に贈った 本気だったんだ なんて馬鹿だったんだろう でも 今君が僕にキスをしたら また心が揺れるだろう [折返し] |
[Verse
3] A crowded room, friends with tired eyes I'm hiding from you, and your soul of ice My god, I thought you were someone to rely on Me? I guess I was a shoulder to cry on |
[3番] 混み合った部屋 疲れた目をした友人たち 僕は君とその氷のような心から隠れる 君は心を許せる人だと思ったけど 僕は君にとって一時の慰めだったんだね |
[Verse 4] A face on a lover with a fire in his heart A man under cover but you tore me apart Now, I've found a real love you'll never fool me again [Chorus] |
[4番] 心の中に火を抱いていた男の顔 心を隠してた僕を君がボロボロにした 本当の恋を見つけた今、君に心を乱されることはない [折返し] |
このミュージックビデオを見たのは、実は翻訳を終わって、この記事に貼り付けるときが初めてでした。こんなに少人数のパーティーで彼に気づかない女性は冷たいのではなく、かなりの鈍感?という印象を受けました。
他の日本語訳と違うかもしれない部分
Last Christmas の他の日本語訳の歌詞と違うであろうと思う表現は次のとおりです。実際に読んでいないので、わかりません。
[1番]
Once bitten twice shy を辞書で調べると、「一度かまれると二度目から用心する」と出ますが、私は辞書を使わずに訳したので、「一度噛みつかれると 次は臆病になってしまう 」となりました。
[2番]
オリジナル版ではイギリス風に Happy Christmas となっています。米国でのカバーバージョンではたいてい Merry Christmas に変わっているのかと思います。
Tell me, baby は「僕に話して」ではなく、さらりと 「ねぇ」と訳しました。
[2番][4番]
fool me は「騙す」「恥をかかせる」ではなく、「心を乱れす」「心が揺れる」と訳しました。主人公は女性に騙したわけではなく、心を傷つけられ「自分はなんて馬鹿 (fool)だったんだと後悔しています。
[4番]
shoulder to cry on は「悩みを聞いてくれる人」という意味ですが、私は「遊び相手」「軽い関係」と勝手に解釈し、最終的には「一時の慰め」と表現することにしました。
Etc.
- 本訳の際、元中学教諭(美術)の夫に私の日本語のおかしい部分をチェックしてもらいました。私が「涙しなくていいように」を「涙を流さなくていいように」と赤ペンを入れてくれました。朝マック後の一時でした。
- この曲が発売された年の11月に長男が生まれました。
- テレビでこの曲の意味を解説していることに気づいたのは主人でした。「おい、あの曲紹介しているぞ。」
- 英語講師をしていたころ、生徒さんたちが自発的にこの曲をパーティーで合唱したいので、発音の指導をして欲しいと頼まれたのですが、「あの曲は女々しいのでやめておけ」と反対したことを覚えています。今ではとても反省しています。
参考にしたページ:
Wikipedia | Last Christmas
Photo by: Ms. Diary (我が家のクリスマスツリーの画像です。)
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