2018年9月11日

英語で丁重に反論を切り出す


英語で話し合いをしているときに、どうしてもすぐに反論しなければならないことがあります。波風を立てずに意見を聞いてもらうには、「これから反論します」とすぐに分かる「切出しのことば」を使うのがベストです。

今回は定番な表現と、もっとカジュアルな切出しをご紹介します。

I beg to differ


I beg to differ(失礼ですが私の考えは違います)。この表現はとてもへりくだってと反対意見の述べるためのもっとも一般的な表現です。へりくだっていますが、年下の人に使っても問題がありません。また、カジュアルな場面で使っても問題がなく、真剣さが伝わります。

      A: I say this is the best option for everyone here.
      B: I beg to differ. We have not yet talked about the third option.
      A: これが参加者全員にとって最良な選択肢だと思います。
      B: それは賛成しかねます。まだ第3の選択肢について話し合ってはいません。

目的語を加える場合、from を使います。

      Excuse me. I beg to differ from Mr. Petronski's opinion.
      すみません。ペトロンスキーさんの意見には賛成しかねます。

With all due respect


With all due respect(お言葉ですが)を直訳すると「あなたには多大なる敬意を払った上で(申し上げますが)」という意味になるとても丁重でヘリくだった表現です。

これは年上や目上の方に使う表現です。カジュアルな会話では冗談ぽく使う分にはいいですが、そうでなければ、ちょっと馬鹿にしている印象を与えるので気をつけましょう。

      With all due respect, my understanding is that Ms. Suzuki's offer is still on the table.
      お言葉ですが、鈴木さんの提案にはまだ検討の余地があると理解しております。

その他の表現


次の表現はESLサイトのHow to Disagree Politely in English のページに出ていた短めな表現です。どの表現も相手の立場に気を配っています。攻撃的に反論するよりもこのほうが話を受け入れて、意見に賛同していただけます。

他にもたくさん掲載されていたので、ぜひチェックしてください。

      I see what you’re saying but I think…
      あなたのおっしゃることは理解できるのですが、私が思うに

      I see what you are saying but I think we should focus more on safety than cost.
      あなたのおっしゃることは理解できるのですが、私はコストよりも安全性に着目したほうがいいと思います。

      I’m afraid I disagree.
      残念ながら、賛成できかねます。

      I’m sorry but I disagree with you on this.
      残念ながら、この件については賛成できません。


参考にしたページ:

Speak Confident EnglishHow to Disagree Politely in English

Photo by rawpixel

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