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五つの記事、三つのツール―AIを学びの相棒に(2)

5つの投稿と3つのAIツール──Copilot、ChatGPT、Grok。それぞれが独自の価値をもたらしてくれました。「 ショック 」から「 touch grass 」まで、私のブログに力を与え、英語と日本語、両方の声をうまく融合させてくれました。ハーフの英語講師として、私は常に言語の橋渡しを目指してきました。この5つの投稿を通して明らかになりました。これらのツールは、私のチームとなり、創作の負担を軽減しつつ、自分の声をしっかりと保ってくれました。

「パンプス」も「ポンプ」もガゾリンスタンドに関連がある!?

Photo by Alexander Maria

画像の女性が選んでいるのはおしゃれな「パンプス」。

「パンプス」と「ポンプ」は英語ではスペルが一緒です、という記事を書くために、そもそもどうして画像のような女性の靴をなぜパンプスと呼ぶか調べました。すると、衝撃的な(?)事実を知りました。


元々ガソリンスタンドでの作業靴だったという説


The Word Detective (言葉探偵)によると、その昔ガソリンスタンドで給油する仕事は主に女性だったとのこと。理由は、男性はタバコを吸うので危険だから、だそうです。今もそうですが、ガソリンスタンドのは床面は滑りやすかったので、安全のために勤務中女性たちは足にピタッとフィットして滑りにくい特殊な靴を履いていました。

その靴が pumps(パンプス)と呼ばれるようになったとのこと。

何でも、The Word Detective のお母様初期のガソリンスタンドの従業員だったらしく、この話もお母様から聞いたお話です。

この記事のコメント欄には他の「語源」が投稿されていました。:

  • イギリスの温泉施設の Pump Room (ポンプ部屋)で行われたダンスパーティーの参加者が履いてた靴が pumps と呼ばれていた。
  • 小説「ロビンソン・クルーソー」(1719年)に pumps という名前のストラップのないシンプルな靴が出て来る。
  • 1500年代に男性や召使たちが履いていたヒールのない靴が pompes(pump のフランス語)と呼ばれていた。

私としては The Word Detective の説が一番しっくり来たのでご紹介することにしました。

しかし Merriam-Webster Dictionary によると、語源は不明とのこと。

「パンプス」も「ポンプ」もスペルは一緒です 


Gas pump ガソリンポンプ
ちなみにガソリンスタンドにあるガソリンを自動車に給油するときに使う機器を gas pump(ガソリンポンプ)と言います。

辞書で調べると、パンプス も ポンプ の単数形の英語表記は pump であることわかります。「ポンプ」自体のもともとのスペルはオランダ語のPomp です。

英語にも pomp という言う言葉がありますが、意味は「華やかさ」や「華麗」です。行進曲「威風堂々」の英語のタイトルは Pomp and Circumstance です。タイトルはシェイクスピアの「オセロ」のセリフが元になっているようです。

ポンプを英語で書くときには pump とスペルするように気を付けましょう。

2023/11/23追記: 男性用のパンプス


イギリスの現代小説を読んでいて気づいたのですが、イギリスでは男性用の靴に pumps と呼ばれるものがあるようです。日本で「上履き」「スニーカー」「運動靴」と呼ばれて靴です。革靴でもラバーソールの靴もイギリスでは pumps と呼ばれます。

イギリスファストファッションブランド Primark で売られている男性用のパンプスをチェックしてください::

Google 画像検索: Primark men’s pumps

例文

I wore my brand new Ferragamo pumps to the wedding.
結婚式へは新しく買ったフェラガモのパンプスを履いていった。

They used a pump to remove the water.
(彼等は)ポンプを使って水を汲み出した。


参考にしたページ:
The Word Detective | Pump (shoe) 

Top photo by Alexandria Maria
Gas pump photo by Michael Gaida

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