2017年3月27日

スポーツが由来のイディオム ~ front runner


「トップバッター」「スペりこみセーフ」「イエローカード」「バトンタッチ」など日本語にはたくさんのスポーツ由来の慣用句が有ります。今回は英語のスポーツ由来のを紹介します。

the ball's in your court  (テニス)


「ボールは君のコートにある」という意味の表現です。日常会話では、「さあ、どうする?」「君の番だ」など相手に行動や意見を求めると菌使われます。

意味:君の判断する番だ、君の責任だ
A: Do you think I should accept the job offer?
B: Don't ask me. The ball is in your court now.
A: 仕事のオファーを受けたほうがいいかな?
B: 私に聞かないで。あなたが決めることでしょ。
似たよう意味のチェスの表現があります。

It's your move (チェス)


意味:
君の番だ、君の出方次第だ
I have done everything I could do. Now it's your move. (ソース
私ができることは全てしました。次はあなたの番です。  

blow the competition away (いろいろなスポーツ)


「敵を一層する」。スポーツニュースなどでよく聞く表現です。注目の大型新人選手、負け知らずの強いチームなどを修飾するときに使います。日常会話では、強気な抱負を述べる時、自信作を売り込むときに使われます。

意味:楽に勝つ、敵を一掃する
Our new product is sure to blow the competition away.
当社の新製品は他社の商品を一掃するでしょう。

level playing field (陸上競技、屋外球技)


「平坦な運動場、グランド」という意味のこの表現。「誰でも勝てるチャンスが有る」と意味で使われます。

意味:公平な(競争の)場
The speech contest is a level playing field because all the contestants are first year students.
スピーチコンテストの参加者は全員一年生なので、誰にでも勝てるチャンスがあります。

front runner (陸上競技)


「先頭走者」。日本でもよく「フロントランナー」という表現が使われていますね。

意味:先頭に立つ人,リードする人、選挙などでの最有力候補
Although he is the front runner for mayor his constituents worry about his health.
彼は市長選の最有力候補ですが、支援者は健康状態を心配しています。


have two strikes against (野球)


野球の試合で、打者がツーストライクになると、後一打をはずせばアウトになるので、とても追いつめられた状況になります。日常会話では、「もう後がない」、「かなり不利な状況になっている」という意味で使われます。

意味:後がない、チャンスが一つしか残っていない
Nancy is going to be fired in no time. She already has two strikes against her for coming in late.
ナンシーはすぐにクビになるよ。もう遅刻をして、ツー・ストライクになっている。
「不利な条件が二つある」という意味でも使われます。
She has two strikes against her: she is a minority and a woman.
彼女には不利な点が二つある:マイノリティーであること、女性であること。
ちなみに、「離婚二回」という意味ではありません。✕✕

not up to par(ゴルフ)


意味:平均に達しない、本調子ではない
He may fail this course. His performance so far is not up to par.
この科目は落第するかもしれません。今までの成績が平均に達していません。

I am not going hiking today. I am not feeling up to par.
本調子ではないので、今日はハイキングに行かないことにした。

参考にしたページ:
English ClubSports Idioms 
(幾つかの例文はこのサイトから引用しました。このサイトに他にも色々なスポーツイディオムがリストされているので、是非チェックしてみてください。)

Photo by Isabella Mendes

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