2016年9月24日土曜日

英語の形容詞には順序があります ~ Cute fluffy brown dog

Cute fluffy brown dog

復数の形容詞を使う時


次の例文をご覧ください。

       She wore a red dress.
       彼女は赤いドレスを着ていました。

       She wore a new dress.
       彼女は新しいドレスを着ていました。

       She wore a pretty dress.
       彼女はきれいなドレスを着ていました。

さて、これらのセンテンスをひとつにまとめるとしたらどう表現しますか?

同じ順序で、こんなセンテンスを作ることができます。

       She work a red new pretty dress.
       彼女は赤い新しいきれいなドレスを着ていました。

日本語訳は、ちょっと変ですよね。(日本語ではこんなに形容詞を並べないのはもちろんですが。)

この方が少し自然かもしれません。

       彼女は新しいきれいな赤いドレスを着ていました。

「理由は?」と聞かれても、「ただなんとなく」としか答えられないでしょう。

英語でも自然に聞こえる形容詞の並びと言うものがあります。しかも、ちゃんと形容詞の並びのルールがあるのです。



形容詞の順序

米国の学校のカリキュラムではあまり教えられていないと思いますが、英国系の学校では形容詞の順序について学ぶようです。私は英語講師をしていた頃にオーストラリア人の講師からこういうものがあると聞きました。

毎日英語を使っているうちに分かるようなるものなので米国の学校では教えられていないような気がします。しかし、英語を第二言語として学んでいる方はいちど目を通しておいたほうがいいでしょう。より自然な英語の表現ができます。

まずこの表をご覧ください。

 形容詞の順序
Deter-
miner
Opinion Size Physical
Quality
Age Shape Color Origin Material Purpose Noun
限定
主観 大きさ 物質的
特徴
年齢 出身地
由来
素材 目的 名詞
a silly

young

English

man
a
huge

round
metal
bowl
a
small


red

sleepingbag
my cute
fluffy

brown


dog
the


old

Japanese silk
kimono 
my dear







friend


little


red

ridinghood


      a silly young English man
      おどけた若いイギリス人男性

      a huge round metal bowl
      大きな丸い金属のボウル

      a small red sleeping bag
      小さな赤い寝袋

      my cute fluffy brown dog
      僕のかわいいふわふわな茶色い犬

      the old Japanese silk kimono
      古い日本の絹の着物

      my dear friend
      私の大切な友達、親愛なる友

      little red riding hood
      小さな赤い頭巾(頭文字を大文字にすると、赤ずきんちゃん」

「しっくりと来る」形容詞の順序


上の例文の中で、the old Japanese silk kimono が「 古い日本の絹の着物」と約されていますが、この日本語にちょっと違和感がありませんか?

「日本の古い絹の着物」のほうがしっくりくると思います。

英語の「形容詞の順序」はネイティブスピーカーにとって違和感無く、自然に聞こえる表現をするためのガイドなのです。

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Notes:

My dear friend: 日本ではよく Dear My Friend といいますが、My dear friend が形容詞の並びのルールでいうと、正しいことがわかると思います。最初にDear My Friend と言った人は多分、Dear が「~へ」という助詞だと勘違いしたのでは、と思います。Dear は「親愛なる」という意味です。Myは限定詞なので、必ず形容詞や名詞の前に来ます。My dear friend で手紙を書き出す人も少なくありません。

Little Red Riding Hood: Riding というのは「(馬車等に)乗る時に被る」という用途を示していますが、ドイツの原作では Rotkaeppchen 「赤い帽子」でした。英語に訳す際に、間違えて riding が加えられたようです。日本語訳の方が正しいことになります。
Source: Stack Exchange | English Language and Usage | 


形容詞の種類について


次の表はビクトリア学のサイトのページを元にケンブリッジ辞書の情報を加えたものです。形容詞はセンテンスでの順序で並んでいます。

日本語は意訳です。
、                                  
基本的な形容詞の種類
Opinion
主観
An opinion adjective explains what you think about something (other people may not agree with you).
For example: silly, beautiful, horrible, difficult
主観とは、名詞に対しての個人的な意見のことなので、他の人は賛成するとは限りません。
例: おどけた、美しい、最悪な、難しい
Size
大きさ
A size adjective, of course, tells you how big or small something is. For example: large, tiny, enormous, little
名詞の大きさを表現するのがこの形容詞です。
例: 大きい、ちっちゃな、巨大、小さい
Physical
Quality
物理的な特徴
質感、状態、肌触りなどの物理的な特徴
例: thin(細い), rough(ザラザラした), untidy(散らかった」
Age
年齢
An age adjective tells you how young or old something or someone is. For example: ancient, new, young, old
この形容詞は年齢だけではなく、物の新しさや古さを表現します。
例: 古代の、新しい、若い、年を取った
Shape
A shape adjective describes the shape of something.
For example: square, round, flat, rectangular
物の形を示す形容詞です。
例: 四角い、丸い、平坦な、長方形の
Color
A color adjective, of course, describes the color of something.
For example: blue, pink, reddish, grey
色を表現する形容詞です。
例: 青い、ピンクの、赤みがかった、灰色の
Origin
由来
An origin adjective describes where something comes from.
For example: French, lunar, American, eastern, Greek
人の出身地や物の由来を表現する形容詞です。
例: フランスの、月面の、米国の、東側の、ギリシャの
Material
素材
A material adjective describes what something is made from.
For example: wooden, metal, cotton, paper
名詞が何でできているか表現する形容詞です。
例: 木製の、金属の、綿の、紙製の
Purpose
用途
A purpose adjective describes what something is used for. These adjectives often end with "-ing".
For example: sleeping (as in "sleeping bag"), roasting (as in "roasting tin")
名詞の用途を表現する形容詞で、-ingで終わるものが多いです。
例: 寝るための、焼き物用の



形容詞の順序に慣れるまではこのページを参考にして、復数の形容詞の並べ方を調べるといいでしょう。次第にどう言う並びが自然に聞こえるのか、分かるようになると思います。

参考サイト



Photo by: Josch13

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