2022年5月1日

「トイレに行きたい」とそれとなく英語で伝える

The ladies' room.    

外出先で「トイレへ行きたい」という意味の英語表現をご紹介します。また、遠くから訪問したお客様にそれとなくトイレへ行くことをおすすめする優しい英語表現も知っておくといいでしょう。

「トイレ」の言う意味の隠語を覚えよう


普段「用を足したい」とき、恥ずかさとともに周りの人に不快感与えない気持ちがあるので「便所」ではなく「お手洗い」「トイレ」などという言葉を使います。しかし米国英語で toilet はずばり「便器」「便所」という意味なので、英語で話すときは使うことを控えた方がいいことがあります。

次にご紹介する「トイレ」の隠語を知っておくといいでしょう。

bathroom


bathroom は「お風呂場」という意味のですが、一般家庭では「トイレが有る場所」という意味合いがあります。訪問先でトイレに行きたくなったら、このように言います。
May I use your bathroom?
お手洗いを借りてもいいですか?

restroom


restroom は主に公共の場所(ホテル、レストラン、劇場)で使われる表現です。お手洗いの場所を聞くときには次のように言います。:
Excuse me. Where is the restroom?
すみません。お手洗いはどこですか?

men's room, ladies' room


men's room, ladies' room も公共の場所で使う表現です。小学校など子供が利用する場所では boys' room、girls' room と表記されています。
I'd like to stop by the ladies' room first.
まずお手洗いに行きたい。

He brushed his teeth at the men’s room.
彼はお手洗いで歯を磨いた。

Ms. Lang, may I go to the boy's room?
ラン先生、トイレに行っていいですか?

powder room


powder room は主にホテルや劇場など高級感がある場所で主に使われるハイカラな表現、日本語の「化粧室」に近い表現です。茶目っ気を込めて自宅のお手洗いを powder room と呼ぶ人もいます。
Could you tell me where the powder room is?
化粧室はどこにあるか教えていただけますか?

I have decorated my powder room with hanging houseplants.
うちの化粧室を吊るす観葉植物で飾ったよ。
Powder はお化粧品のパウダーのことです。レストランなどでお手洗いに行くときにはこのように言う女性もいます。
I'm going to go powder my nose.
鼻にパウダーを塗ってきます。(=お化粧を直してきます。)
食事の席でお手洗いへ行きたいときには
Excuse me.
失礼します。
と言って席を立つのも一般的です。

washroom


washroom は「お手洗い」と同じ意味の言葉です。「お洗濯をする部屋」は laundry room なので wash room と混同されることはありません。
Excuse me. I'm going to the washroom.
すみません、お手洗いへ行ってきます。

お客様を予めお手洗いへ案内する


ドラマ(特に午後のメロドラマ)や英語でお客様が家へ訪問したら、挨拶の後によくこう言います。:
The bathroom is over there if you want to get refreshed.
△もしリフレッシュされたいのなら、お手洗いはあちらです。
Get refreshed は「手を洗って、さっぱりする」という意味かと思っていましたが、よく調べてみたら「用を足す」の隠語だったのです。お客様が聞かなくてもいいように予めトイレの場所を案内するのは、素敵ですよね。
The bathroom is over there if you want to get refreshed.
(もし必要でしたら)お手洗いはあちらです。
日本でも真似したいですね。特にお茶をお出しする前に。


参考にしたページ:

Photo by cottonbro

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