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A crossroads
Crossroads
というややこしい単語をご紹介します。「人生の分岐点」という意味と、物理的な分岐点について。
「分かれ道」は crossroads
人生の「分かれ道」「分岐点」などという意味の
crossroads
は複数形でなければいけないということはご存知でしょうか?Crossroads
というのは道が2つ以上に枝分かれしている、または複数の道が合流している状態なので、複数形で表現します。
しかし、ややこしいことに、crossroads につける冠詞は単数形 a です。
We are at a crossroads right now.
私たちは今人生の分岐点にいます。I am at a crossroads. I can fulfill my dream of going to college or I can stay at a well-paying but unsatisfying job.私は分岐点にいます。大学に行きたいという夢を叶えるか、満足ではないが給料の良い仕事を続けるか。
ツイッターでの使用例を確認してみましょう。:
Twitter 検索結果: at a crossroads
なぜ単数形の冠詞?
単語の違いを説明する英語のサイトによると、crossroads が単数形扱いなのは、「枝分かれする複数の道」という意味の他に、「複数の道が分岐(または、合流)する地点」を表しているからだのだそうです。下の画像の○の部分です。
単数形の crossroad
単数形表記の crossroad はどういう意味なのでしょう?
物理的な交差点、分岐点を構成している道のいずれかということになります。
あまり crossroad
の単数を見聞きしたことがなかったので、存在すら知らなかったのですが、使うとしたら次のように「枝分かれしている道のいずれか一つ(を選択した)」というニュアンスでしょう。:
I took the crossroad that runs through the forest.私は森の中を通る道を選びました。
しかし、上記の例文では crossroad ではなく road
を使っても意味は全く変わりません。
物理的な crossroads
物理的な分岐点、分かれ道という意味の crossroads は intersection
(十字路)と区別するために使われます。道案内する場合、intersection
であれば、
- Go straight 前進して
- Turn right 右に曲がって
- Turn left 左に曲がって
と指示しますが、crossroads
はたいていフォーク状に分かれているので、「選択する」という意味の
take を使います。
- Take the road on the right/left 右/左の道へ進んで
- Take the middle road 真ん中の道へ進んで
- Take the unpaved road 舗装されていない道へ進んで
例文も見てみましょう:
When you get to the crossroads, take the second road from the left.分岐点についたら、左から二番目の道を進んで。At the crossroads, I took the newly paved road and found a wonderful farmer's market.分かれ道で新しく舗装された道へ進んだら、すてきなファーマーズマーケットをみつけた。
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