今回は「介護士」の英語表現をご紹介します。実は英語ではプロの介護士と、家で介護をしている家族には同じ表現を使います。とてもあたたかい優しい言葉です。
ケアを授ける人
日本で言う「介護士」「ヘルパー」は英語で
caregiver と言います。「ケアを授ける人」という意味で、とても優しい表現だと思います。
I work as a caregiver at a hospital.
病院で介護士として努めています。
We hired a caregiver to
look after grandpa during the day.
昼間、おじいちゃんのお世話をヘルパーさんにお願いしています。
日本では介護士を「雇う」という言い方はしませんが、英語の
hire は「ボランティアで来て頂いてるのではない」「利用料が発生している」と表現するために使います。
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家族による介護
家で介護をしている人、介護人のことも caregiver と呼びます。Caregiver は資格の有無に関係なく、お年寄り、病人、障害者、こどものケアをする
役割」を表す言葉なのです。
主介護者は
primary caregiver と言います。
A. Who is the primary caregiver of Mr. Yano?
B. That would be my mother. My sister and I help out as much as possible.
A. ヤノさんの主介護者はどなたでしょうか?
B. それは母です。姉や僕はできるだけ協力していますが。
My brother was my caregiver for the three months I was recovering from my injury.
怪我が治るまでの3ヶ月間、兄が私を介護してくれました。
Twitter 検索結果:primary caregiver of (~ の主介護者)
Caretaker との違い
Caretaker という言葉は caregiver によく似ていますが役割が違います。
- ビル、学校、事務所、病院など施設の「管理人」
- 動物園の「飼育員」
- こどもに関しては「ベビーシッター」や短期的に家で保護をする人のことを指します。
こどものケアに関しては、caregiver と caretaker の違いが曖昧です。どちらも
nanny の類似語としても使われます。Nanny は最近では「乳母」だけではなく、働いている親の代わりにこどもの世話をする資格を持ったプロという認識があります。ビジネス特化型SNS
LinkedIn には nanny のネットワークもあります。
LinkedIn |
Nanny Network
介護士のページも:
LinkedIn |
Caregiver Jobs
Photo by
Matthias Zomer from
Pexels
Edited: 2002/05/23 h1
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