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I really don't want to.
I don't really と I really don't
には微妙に違いがあります。いろいろな例文を読みながら、違いについて考えてみましょう。
否定の助動詞の前と後で意味が変わるreally
]昨夜、友人にメールを書いているときに気づいたのですが、
really
という単語は否定の助動詞 (isn't, can't, don't, haven't など)
の位置によって、センテンスの意味が違います。
たとえば、I don't like it.
(好きではありません。)を見てみましょう。否定の助動詞の前に really
を置くと、「本当に」という意味になります。「マジで」と訳すこともできます。
I really don't like it.本当に嫌いなんです。
Really を否定の助動詞の後に持ってくると、少し和らいだ表現になります。
I don't really like it.あまり好きではありません。
Really は後に来る単語を修飾している
どうして位置を変えるだけで、真逆に違い意味になるのでしょうか?それは
really がセンテンス内で、後に来る単語を修飾しているからです。
最初の例文 I really don't like it. で really は don't
(ではない)を修飾することで、より強く否定しています。
次の例文 I don't really like it. では、really は like
を修飾していて、意味としては「本当に好き」になります。それを don't
で否定しているので、このセンテンスは「本当に好きではない。」(=あまり好きではない。)と言う意味になります。
I don't really like it.
は遠回しにやんわりと「嫌いだ」と言いたい時に便利だと思います。
色々な助動詞と really の例文
Can't できない
Really
の位置しだいて、「本当にできない」と「あまりできない」の違いがあります。
I really can't help you.本当に協力できないのです。
I can't really help you.あまりお役に立てません。
Aren't などの be 動詞の否定
Really
位置次第で、「本当に~ではない」と「あまり~ではない」の違いがあります。
We really aren't interested.私達は本当に感心がないんです。
We aren't really interested.私達はそれほど感心はないんです。
一人称の単数の場合は短縮形がないのでこのように表現します。二つ目の例文では、in
the mood to go out 全体を really が修飾しています。
I really am not in the mood to go out.本当に出かけたい気分ではないの。
I am not really in the mood to go out.それほど出かけたい気分ではないの。
度合いの違いも表現できます。
She really isn't my girlfriend.あの子は本当に彼女でないんです。
She isn't really my girlfriend.あの子は彼女ではありません。(「今のところ」、「厳密に言うと」などの含みがあります。)
Haven't (完了形)
「まだしてない」「したことない」という完了形の表現では、really
の位置が重要になります。
I really haven't read that book.本当にあの本を読んでいないのです。
I haven't really read that book.あの本をちゃんと読んではいません。
このルールだけ覚えればOK
例文を読んでも、よくわからない方はこのルールだけ覚えてください。:
Really が否定の助動詞の前に来ると、「痛烈に否定してる」。
ということです。他の位置にあると、曖昧な表現になります。
Photo by
Mesut çiçen:
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