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「お姫様抱っこ」を英語でどういう?~ princess carry 以外の表現

英語で「お姫様抱っこ」をどういうかご存じですか?Princess carry 以外に米国での結婚の伝統に関する表現をご紹介します。

「~することができた」は could 以外で表現するこがある

「合意に達することができた」

「~することができた」と英語で表現する場合、すべて could で表現できるわけではありません。3通りの動詞があり、それぞれ意味が違うので、正しく使い分ける必要があります。

「することができた」という意味の動詞は次のとおりです:
  • could + 動詞の原形
  • was/were able to + 動詞の原形
  • got to + 動詞の原形
これらを使い分けることでがスムーズなコミュニケーションに繋がります。

Could は「かつて出来た、可能だっだ」


Could は can の過去形で「できた」と言う意味がありますが、日本語で言うすべての「~できた」を表現することはできません。

Could + 動詞の原形 で過去を表現している場合、「(かつて)~できた」「以前は可能であった」ことがらという意味で、「今はできない、可能ではない」といニュアンスを含みます。
I could run faster when I was younger.
若い頃私はもっと速く走ることができた。(以前はできたけど、今はできないこと)

10 years ago, I could see the ocean from my house.
10年前、私の家から海を見ることができた。

For many years, the islanders could go to the mainland only by ship.
長い間、島の人々は船でしか本土へ行けなかった。

I couldn't read Chinese until I got into college.
大学に入るまで、中国語は読めませんでした。
Could + 動詞の原形は「過去にできた、可能であった」という意味の他に物事を想定する、選択肢を出す、提案をすることにも使われます。詳しいことはこちらの記事をお読みください。:



Twitter 検索結果:could run faster than

「~することに成功した」、「どうにか~できた」 was able to

けっこう大変だった事柄を英語で表現する場合、たとえば
  • 「~に成功した」
  • 「やっと~できた」
  • 「どうにか~できた」
  • 「ぎりぎり~できた」
 could ではなく、be able to と表現するの一般的です。Be able to には「かろうじて」「ぎりぎり」「どうにか」というニュアンスが含まれているので、「大変さ」や「努力」を表現するのに最適です。
He was able to finish his report by Monday.
彼はどうにか月曜までにレポートを完成することができた。

I was able to board the 8:00 bus.
僕はギリギリ8時のバスに乗ることができた。

We were able to come to an agreement.
私達は合意に達することができます。

I wasn't able to record the movie.
映画を録画することはできなかった。
Twitter 検索結果:

特別なはからいや好意で~させてもらえた got to

Get to という句動詞はぜひ読者の皆様に使っていただきたい句動詞です。こちらも「できた」という意味ですが、英辞郎 on the web にようると、これらの定義があります:
  • ~できる機会[チャンス]を得る
  • 〔許可・機会を得て〕~できるようになる
努力や頑張りではなく幸運や特別なはからいで「できた」ことがらに関して使います。
I got to sit on the pilot's seat.
パイロットの操縦席に座られせもらった。

I heard that you got to meet with students from Spain.
君はスペインから来た留学生と会う機会があったらしいね。

Do I get to try on these clothes?
これらの服を試着させてもらえるの?

They got to take the strawberries home.
彼らはいちごを持ち帰えることができた。(=許された)
不平不満、とくに他者の特別待遇に関して使うことができます。
Why does he get to sit on the pilot's seat?
なんであいつだけ操縦席に座らせてもらえるんだ?

I didn't get to meet with the students from Spain.
私はスペインから留学生と会わせてもらえなかった。

We  didn't get to take the strawberries home.
彼らはいちごを持ち帰らせてもらえなかった。

Twitter 検索結果:got to sit on the

注意: Get to + 動詞の原形は have got to+動詞の原形(~しなければならない)という表現とは意味が違いますのでお気をつけ下さい。

まとめ:

表現意味
could + 動詞の原形(かつて)できた、以前は可能であった
was/were able to + 動詞の原形(どうにか、かろうじて)~てきる、~に成功する 
got to + 動詞の原形~できるチャンスを得る、させてもらう


参考にしたページ:Merriam-Webster Learner's Dictionary

Photo by Sora Shimazaki from Pexels


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コメント

  1. 私も<could>苦手です。

    couldだけでなく、would,shouldもよく分からない単語です。

    それぞれの単語の意味が一つだけでなく、ニュアンスの違いなどもあり難しいです。
    とても役に立つ単語なのに、いつまでたっても上手く使いこなせないのが悔しいです。

    <be able to>と<could>はこのトピックで、是非覚えたいと思います。

    返信削除
  2. これからの予定として、まずcouldのその他の表現の記事、そのあとにshould と would について書く予定です。

    私は子供の頃日本語の助詞(いわゆる、てにをは)の使い方に混乱した覚えがあります。使い方を間違えたら全く意味が変わってしますよね。日本人はどう使い分けているのだろう、と不思議に思いました。「こんなもの無ければいいのに!」と思ったこともあります。

    でも、徐々に助詞を使い分けられるようになると、これは日本語を話すためのパワフルなツールだと気づきました。

    英語の助動詞も同じだと思います。徐々に慣れていくしかありません。

    カメのペースで行きましょう。

    返信削除

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