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"Because + 名詞" の組み合わせは前回の記事でご紹介した "Because reasons" というスラングから派生した表現です。"Because + 名詞" は冗談で使う表現ですが、私は英語初心者にとっては小さな一歩として使える表現だと思っています。
今回の記事は前回の続きです。合わせてお読みください。
ふざけた返事
「Because + 名詞」は Why?
という問いに対するネイティブスピーカーが好む単刀直入で面白おかしい返事です。一例を見てみましょう。
Why isn't he carrying an umbrella?Because Okinawan.なぜ彼は傘を持っていないのか?沖縄人だから。
私もそうですが、沖縄県民には雨の日に車から店舗の入口まで歩いて行くときに傘をささない人が多いです。正しい返事は:
Because he is an Okinawan.(彼は)沖縄人だから。
ですが、Because Okinawan.
だけでも十分通じるし、もっと面白いです。とくに若い人がよく使います。
なぜこのように表現するのか?
「本当の理由は説明したくない」または、「理由は明らかで面白い」という茶目っ気のある理由です。上記の例文では、沖縄人の習性を知っている人なら、傘を持たない理由を想像できます。説明しなくても
Because
に続く名詞だけで理由がわかるのが面白いのです。これは、関西のお笑い芸人がよく言う「もっと美味しいから」というのと同じです。
使用例
Q: Why is your room messy?A: Because teenager.Q: どうして部屋が散らかってるの?A: だってティーンエイジャーだから。A: Why do you still use Facebook every day?A: Because boomer.Q: なぜ毎日 Facebook を使い続けているの?A: だって団塊世代だから。Q: なぜソファに猫の毛があるの?Q: Why is there cat hair on the sofa?A: Because cat.A: 猫がいるから。
これらの表現は、決して差別的でも意地悪でもありません。10代の若者や、私のようなベビーブーマー、そして典型的な猫のステレオタイプ(固定観念)を、自虐的に、または愛情をこめて笑っているのです。
場をわきまえて使おう
初心者にとって"Why?"
と質問されたときに、次のような完全文で答えるのはハードルが高いと思います。
| 独立節 | 従属節 |
|---|---|
|
The school concert was cancelled 学校のコンサートは中止となりました |
because there was a power outage. 停電したので |
困ったときの切り札を、そっとポケットに入れておきませんか?それが 「Because + 名詞」です。
次の例文で「日曜は定休日なので」(They are closed on Sundays.) と返事をしたいところですが、Because Sunday と答えて、両腕を交差させる仕草をすれば A. が知りたいことがいち早く伝わります。
A. Why are they closed today?B. Because Sunday.A. 今日はなぜ閉まっているのですか?B. 日曜日だから。
次の例文では B. がジェスチャーを交えて「犬」が原因だと伝えます。
実は、ネイティブスピーカーは、あなたの英語が「どれだけ正しいか」ではなくて、「どれだけ伝えようとしてくれるか」を見ています。日本語がカタコトの外国人のお客さんに、私たち日本人も「一生懸命話そうとしてくれて嬉しい」って思いますよね?それと同じことです。A. Why is your boy crying?B. Because dog. (mimics dog barking)A. どうしてあなたの坊やは泣いているの?B. 理由は犬(が怖いから)。(犬の鳴き声を真似る)
ジェスチャーを交えてカタカナ英語で話すその姿こそが、すでに「立派な英語力」なのです。カタカナ英語を話すことで、中学・高校で習った「眠っていた英語」が目を覚まします。「あ、これ言える!」という小さな成功体験が積み重なり、自然に言葉がつながっていくのです。
日本人が海外からのお客様の日本語力を評価できるように、ネイティブスピーカーもあなたの英語力を評価できます。思い浮かんだ表現を駆使して答えるあなたの努力を評価してくれるでしょう。
カタコト英語を話すことは、ネイティブスピーカーになるための大切なステップです。カタコトを口にすることで、中学・高校で習った「ただのデータ」だった英単語があっという間に「生きている言葉」として目を覚ましていきます。
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