2019年6月24日

「~という音がした」と英語で表現する (L から Z)

ジョギングをしている青いウェアを着た若い白人男性
He zoomed by but I managed to take a picture.


二回に渡って、英語の擬音語(オノマトピア)をご紹介します。今回は L から Zで始まる表現です。Oink! のようにそのまま音を表現できるものと、neigh のように「~という音がした」と表現するものに別れます。A から K の擬音語はこちら



擬音リスト(L から Z)


単語の横の記号の意味:

 擬音語。Crash! Drip. Drip. などそのままオノマトピアとして使える表現。
 名詞として使える表現。A cackle, a jingle などそのまま普通名詞として、また、-ing をつけて動名詞(cheering, clanging)としても使えます。 
 動詞として使える表現。

※モバイルをお使いの方は、表を左右に指でスクロールするか、画面を横長にして御覧ください。

Lala, poof, rustle など、「音」の欄に日本語の擬音が明記されているものはそのまま擬音として使うことができます。Neigh や sizzle など、音の欄に「------」と書いてあるものは名詞や動詞として使います。

英語 音の説明
Lala   ララスキャット、発声練習 
Meow    ニャー猫の鳴き声


Moo  モー牛の鳴き声
Murmur    -----(連続的な)かすかな音、(低い)ざわめき、(小川・木の葉の)さらさらいう音、ささやき、
Neigh    -----馬のいななき
Oink   ブーブー 豚の鳴き声
Plop   ドブン、
ドズン
落ちる音、
座る音
Poof ²  

パッ、
フッ
人や物が消える音(マジックなどで)
Pop   ポンポンという音
Pow    ポカン!、
パン!、バシッ!

殴る音、叩く音

Psst  ちょっと、ねえ小声で注意を引く音
Quack    ガーガーあひるの鳴き声
Ribbit  ケロケロカエルの鳴き声
Ring   リンリンチャイム、黒電話等の音
Roar    ガオーライオンなど猛獣が吠える声

Rustle    
サラサラ
ザクザク
枯れ葉、紙の音の音
Rumble     コロコロ、
ガラガラ
雷の音、
トラックなどが走る音
Shhh  しーっ静かにするよう促す音
Sizzle    -----「ジュージュー」と肉などが焼ける音
Slap   ピシャリ平手でたたく音、硬い面に叩きつける音
Smash   -----(強い力で粉々に)打ち壊す、割る、粉砕する音
Smack   ブチュッ、
ピシャリ
舌鼓の音、大きな音を立ててキスをする音、(顔を)ぴしゃりと打つ音
Squish    クシュッ
グシャッ
クシュッとつぶす音
Swoosh   プシュッ
シュッ
犬の唸り声
Thud   ドシン、ドタン、バタン鈍いぶつかる音
Thump    ゴツンげんこつで殴る音、大きな足音
Tick-Tock   
カチコチ

柱時計の音
Whisper   -----ささやき、ひそひそ話
Whimper   -----(犬の)クーンクーンという鳴き声、すすり泣き
Woof   ウー、
ワン
大きめな犬の鳴き声
Zip   ビュッ、ビュー小さなものが猛スピードで走る音
Zoom   ブーン、
ビューン
飛行機など高速の乗り物の音、すごい勢いで走り去る音

「~が聞こえた」

上の表の「英語」の欄の  の表現はすべて名詞として使うことができます。「~が聞こえた」と表現するときのパターンは

      主語 + heard + a (+ 形容詞)+ 音

      I heard a loud smack. Airi had slapped Brent on the face.
      ピシャリという音が聞こえた。アイリがブレントの顔を引っ叩いたのだった。   

      We heard a rumble in the distance. "That's thunder," he said.
      遠くでゴロゴロという音か聞こえた。「あれはカミナリだ」と彼が言った。

「(音を)発する」という意味の go


Go (A11の定義)は  (擬音語)と組み合わせて「~と鳴く」「~と鳴る」 という意味で使うことができます。

      I pressed the rusty doorbell and it went ring, ring. An elderly female voice asked, "Who is this?"
      錆びた呼び鈴を押すと、リンリンという音がした。年配の女性が「どなた?」と言った。

生き物が発する音には引用符をつけます。

      The German shepherd went "Woof, woof." He seemed happy to see me.
      シェパード犬は「ワン、ワン!」と吠えた。僕に会うのが嬉しそうだった。

そのまま擬音語として使う

そのまま擬音語として使う場合は音の後に感嘆符(!)や 読点(.) をつけます。

      Squish! I stepped on something soft but I couldn't see what it was.
      クシュ!柔らかい物を踏んだけど、何なのかは見えなかった。

      Tick-tock. Tick-tock. The grandfather's clock was so loud I had trouble sleeping.
      チクタク。チクタク。柱時計の音がうるさくてなかなか寝られなかった。

「(音を)発する」という意味の let out


 人間や動物が声を発するときには let out という表現を使うことができます。

      The puppy let out a whimper. He was in pain.
      子犬はクーンと鳴いた。苦しんている様子だった。

      The frog let out a "Ribbit." She loved the rain.
      カエルが「ケロケロ」と鳴いた。雨が大好きのようだ。


Think Written Onomatopoeia: Words List & Examples (ご紹介した擬音語はこちらにリストアップされたものです。)



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