2019年6月20日

「~という音がした」と英語で表現する (A から K)

雨粒が水面に落ちる画像


二回に渡って、英語の擬音語(オノマトピア)をご紹介します。Bang! のようにそのまま音を表現できるものと、「~という音がした」と表現するものに別れます。今回はアルファベット順で、 A から K ではじまる擬音をリストアップします。




擬音リスト(A から K)


単語の横の記号の意味:

 擬音語。Crash! Drip. Drip. などそのままオノマトピアとして使える表現。
 名詞として使える表現。A cackle, a jingle などそのまま普通名詞として、また、-ing をつけて動名詞(cheering, clanging)としても使えます。 
 動詞として使える表現。

※モバイルをお使いの方は、表を左右に指でスクロールするか、画面を横長にして御覧ください。

Achoo, Bang, Honk など、「音」の欄に日本語の擬音が明記されているものはそのまま擬音として使うことができます。Cheer や growl など、音の欄に「------」と書いてあるものは名詞として使います。


英語 音の説明
Achoo   ハクションくしゃみ
Ahem  えへん咳払い
Arf  ワン犬の鳴き声
Arghh  アーッ苛立ち、苦痛の声😣
Bang   ドン、ドスン、バン ぶつかる音
Bark   ワン犬の鳴き声
Boo   ブー 脅し・軽蔑・不賛成、おばけの声
Brring  リーン黒電話やベルの音
Bump   バタン
ドスン
鈍いぶつかる音
Buzz   ブンブン
ブー
ハチの飛ぶ音
ブザーの音
Cackle  ------クワックワッというアヒルなどの声、
ケケケという笑い声
Chatter  ------おしゃべりの音
ぶつかる音、寒さで歯がガチガチ鳴る音
Cheer  ------声援、乾杯の声
Clap   パチパチ
ピシャリ
拍手、叩く音
Clank   ガチャンガチャン金属を叩く音
Click   カチッスイッチやカギの音
Crackle   パチパチ焚き木の音
Crash   ガラガラ、ガチャンぶつかる音、物が割れる音
Crunch   バリバリ
ザクザク
噛む音
枯れ葉や、雪を踏みしめる音
Ding Dong キンコン
ゴーンゴーン
大きな鐘の音
Drip   ポタリポタリ
ポタポタ
水の滴る音
Eek  キャア
キー
甲高い悲鳴
Fizz   シュワー炭酸水、シャンパンの音
Flip flop   パタパタサンダルの音
Growl  ------犬の唸り声
Haha ハハハ笑い声
Hiccup  ------しゃっくりの音
Honk   ガーガー
ブッブー
ガン、ガチョウの鳴き声
クラクションの音
Howl   ------アウーという遠ぼえの声、うなり声、ワッハッハという大笑い
Hush   ------静けさ、しんとした音
Jingle   ジャラジャラ
キリンキリン
コインがぶつかる音
鈴などの音
Jangle   ジャンジャン
ガランガラン
多きな金属音
Knock    コンコンノックの音


「~が聞こえた」


上の表の「英語」の欄の  の表現はすべて名詞として使うことができます。「~が聞こえた」と表現するときのパターンは

      主語 + heard + a (+ 形容詞)+ 音

      We heard a loud bang from the east side of the building.
      建物の東側から「バン」という大きな音が聞こえました。

      I heard a low growl. I realized the dog was inside the building.
      低いうなり声が聞こえた。犬は建物の中にいることに気づいた。

      We heard a loud crash from the street and ran out to see what had happened.
      道路から大きなガシャンという音が聞こえたので、私達は外へ飛び出して、何が起きたのか見に行った。

「(音を)発する」という意味の go


Go (A11の定義)は (擬音語)と組み合わせて「~と鳴く」「~と鳴る」 という意味で使うことができます。

      Manny unscrewed the bottle. The soda went fizz.
      マニーは瓶の蓋をひねった。(中の)ソーダがシュワーという音を出した。

生き物が発する音には引用符をつけます。

      The goose went "Honk, honk" and chased the fox out of the yard.
      ガチョウが「ガーガー」と鳴きながら、キツネを庭から追い出した。

人物が発する音に関しては、let out を使います。

      The accountant let out an "Arrgh!" and threw the papers down on the floor.
      会計士は「ワーッ!」と声を上げ、書類を床に叩きつけた。

擬音語として使う


そのまま擬音語として使う場合は音の後に感嘆符(!)や 読点(.) をつけます。

      Bang! The baseball hit the car and made a big dent.
      バン!野球のボールは車にぶつかり、大きな凹みを作った。

      Ben tried the last key on the key chain. Click. The door was unlocked.
      ベンはキーホルダーの最後のカギを試してみた。カチッ。ドアのロックは解除された。

      Drip. Drip. Drip. The roof is leaking again.
      ぽたぽたぽた。また雨漏りしている。 


Think Written Onomatopoeia: Words List & Examples (ご紹介した擬音語はこちらにリストアップされたものです。)



Photo by Sourav Mishra from Pexels

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