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今回は人間の感情を表す色を集めてみました。日本語では恥ずかしい時は「赤面」、怖い時は「青く」なるといいます。今回は green, red, pink, yellow の4色を含む表現をご紹介します。
■Green 嫉妬
Green (グリーン)は jealousy (嫉妬)や envy (ねたみ)を表す色です。人はねたみや嫉妬を抱くと、green-eyed monster (緑色の目の怪物)に変わると言われますが、これはシェイクスピアの戯曲「オセロ」に出てくるセリフが元になっています。
O, beware, my lord, of jealousy/It is the green-eyed monster which doth mock/The meat it feeds on.
(閣下、嫉妬にはお気をつけなさいまし。そいつは緑色をした怪物で、人の心をもてあそび、これを餌食にします)[日本語訳のソース]
最近では green は envy と組み合わされることのほうが多いです。
When she heard Alice got the promotion, Marsha turned green with envy.
アリスが昇進したと訊いた時、マーシャは妬みで一杯になった。
嫉妬の表現はこのフレーズで表すことができます。
The green-eyed monster reared its ugly head.
嫉妬のモンスターが現れた。
こういう風に状況を表す表現と組み合わせると、jealousy という言葉を使わずに「嫉妬」を表現できます。
When John saw his ex-wife with her new husband, the green-eyed monster reared its ugly head.
前妻が新しい夫と一緒にいるのを見かけたジョンは嫉妬心でいっぱいになった。
■Red 恥ずかしさ、照れくささ
日本語と同じで、赤は embarassment (照れくささ、恥ずかしさ)を表す色です。
Turn red は「赤くなる」と言う意味で、緊張や恥ずかしさで真っ赤になることを表すときに使います。
He turned red when he got up on the stage.
舞台に上がった時、彼は真っ赤になった。
She could feel her face turn red.
(彼女は)顔が赤くなっていのを感じました。
Turn as red as a beet「beet (シュガービーツ、てん菜)のように赤くなる」という表現が良く使われます。
She turned as red as a beet when she was caught cheating.
ズルしているところを見られ、彼女は恥ずかしさで真っ赤になった。
In the pink は「とても元気/健康」という意味で、シェイクスピアの時代から使われていた表現のようです。ピンクはエリザベス一世が愛し、「完璧な花」とされていた dianthus(なでしこ)の色で、次第に「健やか」という意味で in the pink というようになったとか。
12 days after surgery, Dad is in the pink of condition.
手術から12日後、父さんの体調は極めて良好です。
I was delighted to find my grandmother in the pink of health.
祖母がとても元気だったので、とても嬉しかったです。
黄色は「臆病物」と意味で使われ、風通は yellow-bellied (腹が黄色い)と表現されます。
A: Why isn't Hajime coming with us to the haunted house?
B: Because he is a yellow-bellied coward.
Hajime: No, I'm not.
A: なんで、ハジメは一緒にお化け屋敷に行かないの?
B: 怖がりだからね。
ハジメ: 違うし。
Yellow-bellied だけを形容詞として使う場合もあります。
He was too yellow-bellied to tell the truth.
彼は臆病なので、真実を語ることができなかった。
Yellow-bellied の語源は上の画像の yellow-bellied sapsucker(シルスイキツツキ)というとても臆病な鳥のようです。そう言えば、chicken (鶏)も臆病ものという意味で使われますね。鷹やフクロウのような肉食の鳥意外はみんな怖がりなのかもしれません。
この記事を書き始めたときは色のイディオムの候補がもっとたくさんあったのですが、語源を調べていく内に白人目線であったり、差別的な表現だとわかったは省きました。今、そういう表現を使う時代ではないと考えました。
参考にしたページ:
The Problem Site | Puzzle #5: Colored Emotions
JudieGlover.com | Truly Colorful Idioms
Sharecare | Why do people describe envy and jealousy in shades of green?
Daily Writing Tips | We’re in the Pink
Photo by digaita
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■Pink 健康
Andrey Korzun |
In the pink は「とても元気/健康」という意味で、シェイクスピアの時代から使われていた表現のようです。ピンクはエリザベス一世が愛し、「完璧な花」とされていた dianthus(なでしこ)の色で、次第に「健やか」という意味で in the pink というようになったとか。
12 days after surgery, Dad is in the pink of condition.
手術から12日後、父さんの体調は極めて良好です。
I was delighted to find my grandmother in the pink of health.
祖母がとても元気だったので、とても嬉しかったです。
■Yellow 臆病
Photo by Keith Williams |
黄色は「臆病物」と意味で使われ、風通は yellow-bellied (腹が黄色い)と表現されます。
A: Why isn't Hajime coming with us to the haunted house?
B: Because he is a yellow-bellied coward.
Hajime: No, I'm not.
A: なんで、ハジメは一緒にお化け屋敷に行かないの?
B: 怖がりだからね。
ハジメ: 違うし。
Yellow-bellied だけを形容詞として使う場合もあります。
He was too yellow-bellied to tell the truth.
彼は臆病なので、真実を語ることができなかった。
Yellow-bellied の語源は上の画像の yellow-bellied sapsucker(シルスイキツツキ)というとても臆病な鳥のようです。そう言えば、chicken (鶏)も臆病ものという意味で使われますね。鷹やフクロウのような肉食の鳥意外はみんな怖がりなのかもしれません。
後書き
この記事を書き始めたときは色のイディオムの候補がもっとたくさんあったのですが、語源を調べていく内に白人目線であったり、差別的な表現だとわかったは省きました。今、そういう表現を使う時代ではないと考えました。
参考にしたページ:
The Problem Site | Puzzle #5: Colored Emotions
JudieGlover.com | Truly Colorful Idioms
Sharecare | Why do people describe envy and jealousy in shades of green?
Daily Writing Tips | We’re in the Pink
Photo by digaita
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