It was never released.
この記事は前回の記事「
Never+現在完了形ではなく、Never+過去形の理由 (1)」への補足です。今回はもう少し詳しく説明しようと思います。
Never+現在完了形と、Never+過去形の違い
さて、上記の記事の今回のテーマはNever+現在完了形と、Never+過去形の違いについてご説明致します。
次の2つの例文を読み比べてください。
a.
The film was never released.
b. The film has never been released.
どちらも「映画が封切られることはなかった。」と理解することができますが、2つの例文には微妙な違いがあります。
過去形 + never の例文は「
これからも封切られることはない」というニュアンスを含んでいます。
The film was never released.
映画は上映されることはなかった。
現在完了
+ never の例文は「
これまで、上映されなかった」という表現で、これから上映される可能性を残しています。
The film has never been released.
これまで、映画は封切られていない。
過去形とnever
のセンテンスに、補足を加えるとわかりやすいでしょう。
The film
was never released. I doubt if it ever will be.
この映画は封切られることはありませんでした。これからも上映されることはないと思います。
The cold never bothered me は宣言?
Let It Go の歌詞の "The cold never bothered me anyway."
の歌詞は、「今までも、これからも寒さを気にすることは無い」と断言しています。強がりかもしれません。
副詞の
never は過去形の動詞にも、現在完了形の同士にも組み合わせることができます。しかし、それぞれ意味には違いがあります。
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Martin Lopez
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