今日取り上げる句動詞は put on 。「身につける」「塗る」「かぶる」などの意味があります。Put on
に続く目的語には適切な所有格の代名詞を付けます。主語が I なら、所有格は my
という具合に。前置詞の on は「~の表面に」という印象があります。
また、put は現在形も過去形も同じ単語を使う不規則動詞です。
※記事の中の one's はそのまま使わずセンテンスの主語に合わせて変化させてください。たとえば、主語が I であれば my、she であれば her という具合に。
服を着る
「服(ドレス、Tシャツ、スーツ)を着る」は put on one's clothes (dress, T-shirt, suit) です。
He put on his uniform and rushed to his work station.
彼は作業服を身に着け、作業場へ急いだ。
I put on my pajamas and went to bed.
私はパジャマを着て、床についた。
頭にかぶる
「(帽子、スカーフ、ウィッグ)頭にかぶる」は put on her cap (hat, scarf, wig) と表現します。
Grandpa put on his favorite baseball cap.
じいちゃんはお気にいりの野球帽をかぶった。
She first put on her red wig but changed to the
brunette
one. [画像]
彼女は最初赤毛のウィッグを付けた見たが、ブルネットの方に変えた。
靴を履く、ズボンをはく
「(靴、サンダル、ズボン、スカート)を履く」は put on one's (shoes, socks, sandals, pants, skirt) です。
I put on my red socks and brown loafers.
私は赤い靴下と茶色いローファーを履いた。
When I put on my pants, I noticed a stain. on it.
ずぼんをはいたときに、しみがあることに気づいた。
化粧をする、~を塗る
「お化粧品(口紅、アイライナー、頬紅)をつける」は put on one makeup (lipstick, eyeliner, blush) です。
She put on a lighter foundation than usual.
彼女は普段より明るめのファンデーションをつけた。
He put some lip balm before he left for work.
彼は出勤前に唇にリップバームを塗った。
身につける
put on his ring(earrings, cuff links, badge, perfume, watch)
指輪(イアリング、カフスボタン、バッジ、香水、時計)をつける
Don't put on too much cologne.
コロンは付けすぎないで。
He put on the gold watch his dad gave him.
彼は父にもらった金の腕時計を身に着けた。
Put on は「身につける瞬間」のみ
Put on はどの時制でも「身につける瞬間」を表します。その後は、have on や be
wearing などで表現します。
I put on my makeup. (化粧をした瞬間)
お化粧をしました。
I am wearing makeup.(その後、化粧品をみにつけている状態)
お化粧をしています。(=素顔ではありません。)
I have my makeup on.
お化粧しています。
冒頭の動画の曲は Dionne Warwick の名曲 I Say a Little Prayer(小さな願い)。歌詞 の中にBefore I put on my
makeup (朝、御化粧をする前に)という歌詞ができてます。歌詞全体が現在形になっているので、これは毎日の日課だということがわかります。
試しに今日 put on
した物を全て書きだしてみましょう。それだけでひとつの日記(またはポエム)になります。
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