2011年7月9日

間接目的語 ~ 「~のために~が~をしてくれた」の表現

A wonderful sandwich.
"I bought you a sandwich."と友たちが言ったら、これはおごり?それともお金を請求される?答えは記事の後半にあります。まずは、間接目的語の説明をします。

間接目的語 


「父が時計を私にくれた。」は2通りの訳し方があります。

  1. My father gave a watch to me.

  2. My father gave me a watch.

どちらも正しいのですが、日常英語では2.の方が自然で、より多く使われます。「私に」の「に」の部分がない、2.に戸惑いを感じる方もおられるかと思いますが、このほうがアメリカ英語的なので、慣れるよう努力しましょう。

2.のme間接目的語といいます。

主語 動詞 関節目的語 直接目的語
My father bought me a watch.
父は 買ってくれた 私に 腕時計を

このパターンはいろんな、「~に~してくれた」「~に~してあげた」の表現に使えます。

  My mom made me a cheese omelet.
  お母さんが(私に)チーズオムレツを作ってくれた。

  I taught her the guitar.
  私は彼女にギターを教えた。

  Yoshi wrote me a letter.
  ヨシが私に手紙を書いた。

  He told me a funny story.
  彼が私に面白い話をしてくれた。

ただしこのパターンは直接目的語が「代名詞」であるときにしか使えません。

  ×My mother made me it.
  ◯My mother made it for me.
  母がそれを私に作ってくれました。

BuyとGet、どちらがおごり? 


さて、次の二つのセンテンスはどちらも、「彼が私にファミリーマートでサンドイッチを買ってくれた。」という意味です。どちらが「おごってくれた」意味が含まれているでしょう。

  1. He got me a sandwich at Family Mart.
  2. He bought me a sandwich at Family Mart.
正解は2.です。1.のgotはおごりではなく、「買ってきてくれた」という意味で、その人に後からお金を払うということです。

  "I'm going to Lawson’s. Can I get you something?"
  ローソンに行くけど、なにか買ってこようか?

とお友達に言われることがあるかもしれません。この場合はあとでお金を請求されます。

ちなみに、「おごり」という表現はこういうものがあるます。

  I'll buy you a cup of coffee.
  コーヒーをおごるよ。

  Mom treated me to an ice cream sundae.
  ママがアイスクリームサンデーをごちそうしてくれた。

  Let's go to Starbucks. I’m buying.
  スタバへ行こう。おごるよ。

  It’s my treat.
  私のおごりよ。
食事などに誘われて、相手が”I’m buying.” や”My treat.”などと言わなければ、おごりではないので、お気をつけください。ちなみにおごりではない食事はDutch treatといいます。

宿題:最近誰かにおごってもらったときの事を日記に書こう。

関連記事: It's my treat ~ 「おごる」に関する表現

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