2019年7月22日

接続詞 Or を使って日本の言葉をさらりと説明する

庭石の上にお抹茶が入った茶碗が木製の小さなお膳に乗っている


日本の文化、歴史、食などについて英文を書くときに、日本語を説明しなければならないことがあります。今回は or を使ってさらりと説明する方法をご紹介します。

Or は言葉を言い換えるときに使える接続語


Or は言葉を言い換えるときに使える接続語で、「もしくは」「すなわち」という意味で使うことができます。

Weblio 英和辞書で or の 3a の定義を見てみましょう:
[概してコンマの後で類義語(句)・説明語(句)を導いて] すなわち,言い換えれば.
この定義の or を使うとこのようなパターンになります。

      表現1 + , + or + 表現2(+ ,)
      maccha, or powdered green tea

表現2の後に文が続くのであれば、次のように2つのカンマ [,] で囲む形にします。

      I added 2 teaspoons of maccha, or powdered green tea, in my avocado smoothie.
      アボカドスムージーに小さじ二杯の抹茶(粉末の緑茶)を加えました。

英文の中で英語ではない言葉を最初に使うときはイタリック体にするのが一般的です。それ以降はイタリック体にする必要はありません。

      The maccha made my smoothie healthier and gave it a lovely green hue.
      抹茶はスムージーをさらにヘルシーにして、きれいなグリーンの色合いを加えました。

SNSへの投稿などで、イタリック体が使えない場合はそのままでも問題ありません。

「すなわち」という意味の or を使う理由


Or を使って言い換えると、次の利点があります。
  • 手短に言葉の説明ができる
  • 言葉の流れを重視できる
上の例文を「説明っぽく」表現すると、着目点が見えにくくなります。

      I added a tablespoon of maccha in my avocado smoothie. Maccha is powdered green tea,
      アボカドスムージーに大さじ一杯の抹茶を加えました。抹茶は、粉末の緑茶です。

その他の例文


      If you like ground sesame seeds, I suggest you get a gomasuriki, or sesame seed grinder.
      すりごまがお好きなら、ごますり器の購入をおすすめします。

「外来語」が or の後に来る場合もあります。

      Tomorrow, we will attend a Japanese tea ceremony, or chanoyu, at Jotokuji Temple
      明日は、常徳寺で茶の湯を体験します。

ちょっと難しい言葉や、専門的な表現を説明するときにもこのパターンを使うことができます。

      Itsumi has became our company's first female touryou, or master builder, and will be interviewed on national TV.
      イツミさんは我が社初の女性棟梁(大工の親方)になり、全国ネットのテレビ番組でインタビューを受けることになりました。

      Mr. Long is a well-known thespian, or actor, and our featured speaker tonight.
      ロング氏は著名なテスピアン、すなわち俳優、であられ、今夜の特別招待講演者です。

Photo by NipananLifestyle.com from Pexels


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