2011年8月13日土曜日

It was good taste. はNGです ~ 五感を使った表現 (改訂版)

They look very happy.





It tasted good. は失礼かも


It was taste good. は文法的に間違っているので、正しくは、

  It tasted good.
  
しかし、「美味しかった」を It tasted good. と訳していいのでしょうか?

Wikipedia によると、taste (味覚) という言葉は

  • 甘味、
  • 酸味、
  • 塩味、
  • 苦味、
  • うま味

を表す単語です。

しかし、料理というものは「味覚」だけでは表現できません。他に歯ごたえ、香り、のどごし、色彩など色々な要素を含めて相互的に「美味しい」と言えるのです。

ですから、

  How was dinner?
  夕飯はどうだった?

と聞かれて、

  It tasted good,
  味はよかった。

と答えるのは不十分であり、場合によっては失礼な言い方なのかもしれません。「良かったのは味だけ。」と捉えることもできるからです。もっと適切なのは

  Dinner was wonderful.
  素晴らしい夕飯だった。

と総合的な表現でしょう。味だけはなく、香りや歯ごたえ、のごしも、盛りつけ方、温度を含め、全て良かったと意味です。


It was good taste.はどういう意味?


まず、It was good taste, は文法的に間違っています。正しく表現すると意味が変わってします。

  It was in good taste.
  とても趣味が良かったです。

 "It was good taste." という表現をGoogleで検索したところ、約 315,000件見つかりました。

ネイティブスピーカーが good taste のようなフレーズを見ると、まず頭に浮かぶのは  「趣味」や「好み」です。最近では「テースト」という言葉をよく聞くようになりましたが、この意味です。たとえばファッション、インテリア、演出など。あまり食べ物の味について話をする時に、tasteを名詞として使うことはありません。

Good taste の正しい使い方は:

  The play was a l too violent but it was performed in good taste.
  劇は若干残酷だったが、品よく演じられていた。

  The restaurant's decor was in good taste, with a hint of art deco. 
  レストランの装飾は趣味がよく、アールデコを彷彿とさせた。



味覚、視覚、嗅覚、聴覚、触覚を表現する


五感を表現する動詞は

  taste ~の味がする

  look ~に見える、

  sound ~に聞こえる

  feel ~に感じる

  smell ~の匂いがする

Taste
食べ物の味に関して話すときは、動詞としてのtaste(味がする)という表現は大いにお勧めします。

  The strawberries tasted a little sour.
  いちごはちょっと酸っぱかった。

  Cottage cheese tastes surprisingly good with soy sauce.
  カッテージチーズは醤油といただくと驚くほど美味しい。

  I didn't think the frog legs tasted like chicken.
  カエルの足の味がチキンの似ているとは思わなかった。


Look

Lookは日常的によく使う機会があります。久しぶりに会った人が「元気そうだった」とかいつも笑顔の人が「ちょっと怒っているように見えた」など。また、Look likeという表現は「~に似ている」という意味になります。まだ触れていないもの感触、味をしていない食べ物の味を表現するときにも使えます。l

  My dad looked a little tired.
  父は疲れているように見えた。

  The baby looks very sleepy.
  赤ちゃんはとても眠そう。

  My friend looked great. 
  友たちは元気そうだった。

  This blanket looks soft. 
  この毛布はとても柔らかそう(に見える)。

  The stew on this magazine looks scrumptious. 
  この雑誌のシチューはものすごく美味しそう。


Sound
Soundは人の声、音楽、いろいろな音について表現できます。話し声を聞いて「(声に)元気がないね」というような表現もできます。また、話を聞いて、他の感覚を表現することもできます。

  You sound very excited.
  (電話の声を聞いて)君、なんだか(声が)嬉しそうだね。

  He sounds hoarse today. 
  今日、彼の声はかすれているね。

  That sounds very delicious. 
  (料理の話を聞いた後で)それは美味しそうだね。
  

Feel
Feelは感覚や感触を表現するときに使います。Likeをつけると「~のような感触」という意味になります。

  I feel cold.
  私、寒い。

  He feels hot.
  (手で触れてみて)彼は熱があるみたい。

  This sofa feels luxurious.
  このソファは高級な感触がする。

Smellは匂いを説明するときに使います。まだ食べていない料理を香りだけで、「美味しそう」「辛そう」などと表現するときにも使います。

  Her perfume smells too strong.
  彼女の香水の匂いが強すぎる。

  Something smells good. 
  何か美味しそうな匂いがする。

5感+like

これらの動詞の後に like をつけると「~みたい」「~のような」、「~と似ている」という意味になります。

  Doesn't he look like Brad Pitt?
  彼はブラッド・ピットに似てない?

  That sounds like a Japanese song. 
  それは日本の曲に似ている。

  He sounds like a nice man.
  (会ったことのない人に関する話を聞いて)彼は優しいそうな人だね。

  This feels like real leather.
  これは本物のレザーのような感触だ。

  The air freshener smells like vanilla.
  この芳香剤はバニラのような香りがする。

五感に訴える表現をたくさん使えば、読者の想像力が掻き立てらる豊かな文を書くことが出来ますます。今日から早速使いましょう。

関連記事:

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2 件のコメント :

  1. いつも参考にさせていただいてます。It was good tasteは
    自分のブログでちょくちょく使っていたのでちょっとショックでした。
    It was taste goodもだめすか?

    返信削除
  2. >>りなさん

    It was taste good.

    は文法的に間違っていますね。Tasteの過去形はtasted です。

    It tasted good.

    ならOKです。

    返信削除