Dead or alive
よりもカッコよくしかも適切な「死ぬ気でやるしかない」という意味のイディオムをご紹介します。動詞としても、名詞、形容詞としても使うことができます。勇ましい若者のスローガンとしてもおすすめ。
名詞形の Do or die
Weblio 英和辞書は
do or die を「(成功するために)死ぬ覚悟でやる」と定義付けています。
「
あたって砕けろ」という意味でも使うことができますが「死ぬ」という意味の die
が不適切に聞こえる場面では使うのを控えましょう。
この表現は形容詞、名詞、時には動詞として使われます。
Dead or Alive ではなく Do or Die
以前テレビのインタビューで大きなイベントを企画した若者が「不安はないですか?」という問に、「やるっきゃないでしょ。Dead
or alive です。」と答えました。その後書いたのが次の記事でした。:
その時には dead or alive
の代わりに使える適切な表現が思い浮かびませんでしたが、先日米国のテレビドラマを見ているときにこんな場面がありました。
A. Are you sure you want to do this?
B. Yeah. It's do or die.
A. 本当にやるのか?
B. ああ。死ぬ気でやる(という状況だ)。
※ Want to
は「したい」の他に「するつもり」としても使うことができます。相手の意思をやんわりと聞くとになどに最適です。なにか新しいことに挑むときに不安を拭うために使いましょう。
この例文で do or die は名詞として使われています。
主語 |
連結動詞 |
補語 |
It |
is |
do or die |
It's do or die.
やるしかない(状況)です。
動詞としての do or die
あまり動詞として使われることはないような気がしますが、「私達はやるしかない!」というような場面で使うことが可能です。
A. I don't think Mike wants to hear this now.
A.(上司の)マイクは今これ(報告)を聞きたくないのでは?
B. 選択の余地はない。当たって砕けよう。
動詞形の do or die には let's
のニュアンスが含まれます。一人で「やる」場合は名詞か形容詞のほうがおすすめです。
形容詞としての do or die
Do or die が形容して使われるときは修飾する補語の名詞が続きます。
主語 |
連結動詞 |
形容詞 |
補語 |
It |
was |
a do or die |
situation |
We had no choice. It was a do-or-die situation.
選択の余地はなかった。あたって砕ける(しかない)状況だった。
A. But Mom, it was a do or die thing.
B. 2th graders do not have a do or die thing.
A. だってお母さん死ぬ気でやるべきことだったんだよ。
B. 小学2年生に死ぬ気でやるべきことなんてありません。
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Lucas Allmann
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