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AI との共作、再スタート(1)

書く場所を整えることは、心を整えることにも少し似ている。 2025年の2月の下旬、writer's block( ライターズ・ブロック )に陥り、ブログ記事のアイディアが浮かんでも、書くことができないという状態になりました。ちょうどその頃、AIに興味を持ちました。色々調べているうちに、文章作成にも使えることを知りました。 (2025年7月11日 更新) 次回のブログ記事の公開は 7月11日(金) を予定していましたが、昨日帯状疱疹 ( shingles )の予防接種を受けて、体調を崩し記事を書き上げることができませんでした。ブログ記事を完成したら、こちらと、X/Twitter のアカウントで通知いたします。

Goose (ガチョウ)を含む英語のイディオム ~ wild goose chase

川の上を飛ぶ二羽の雁
Greylag goose (ハイイロガン

Goose(ガチョウ、ガン)を含むイディオムをご紹介します。日常会話、映画やドラマのセリフ、ニュースなどでもよく見聞きする表現ばかりなので、ぜひご一読ください。

goose bumps 鳥肌


Goose bumps は直訳すると「カモのブツブツ」で、日本の「鳥肌」と同じ意味です。調理するために羽根を全部むしり取った後のカモの皮膚の様子に似ているので、goose bumps と呼ぶようになったと思います。
  • 「鳥肌になる」は get goose bumps, 
  • 「(人を)鳥肌にさせる」はgive ~ goose bumps,
  • 「 鳥肌になっている」は have goose bumps
 と表現します。


     I loved the movie. I got goose bumps at the dance-off scene.
     素晴らしい映画でした。ダンスバトルの場面では鳥肌が立ちました。

     This song gave me goose bumps.
     この曲を聴いて鳥肌になった。

     You have goose bumps. Are you cold?
     鳥肌が立っているね。寒いの?     

a goose egg  (殴られてできた)こぶ、0点


「カモのタマゴ」という意味の goose egg はその形から0点という意味で使われます。「負け」という意味でも使われます。

     The team started off their new season with a goose egg.
     チームは新シーズンを零点でスタートした。
     チームは新シーズンを敗スタートした。

「殴られたり、ぶつけたりしてできたこぶ」もカモのタマゴに似ているのでそう呼ばれます。

     A. Where did you get that goose egg?
     B. I banged my head on the door knob when I was looking for my shoes in the dark.
     A. そのたんこぶ、どうやってこさえたの?
     B.  暗闇の中で靴を探していたら、ドアノブに強打したんだよね。

wild goose chase むだな探索


Wild goose chase とは「野生のガンを追っかけて捕まえる」意味。ガンを追っかけても捕まえることは不可能なので、試みることも無駄なことです。「無駄足」に似ている表現です。

ドラマや映画では、警察の操作を撹乱するため嘘の証言をして、存在しない物や人物を捜索させることを言います。

     The police went on a wild goose chase to locate the gun that killed the football star.
     警察はフットボール選手を殺害するために使われた銃を見つけるために無駄な捜査をした。

販売されていない品物を買いに行かせることを send on a wild goose chase と言います。

     My dad sent me on a wild goose chase for a new lemon-flavored beer. I later found out it won't be on sale until next month.
     親父に頼まれて、レモン味のビールを買いに行ったけど、無駄足だった。そのビールは来月まで販売されないと後から知った。

Twitter 検索結果: wild goose chase

あとがき


トップの画像に登場しているのは野生の雁(ガン)ですが、この記事のイディオムのイメージはどちらかというと、白いガチョウだと思います。いつも無料で画像を使わせいただいている pexels で見つけた上の画像がとても気に入って掲載することにしました。

日没前の水辺で休む4羽の白鳥、
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このページには「Love と like ~ 日本語と英語の温度差」というタイトルの記事を掲載してありましたが、読み直してみるとクオリティーが低いように思えたので、同時進行で書いていたこの記事に差し替えました。前の記事はもう少し練り直してから、後日掲載します。


Photo courtesy of Pixabay

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