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Young violinist performing. |
How do you get to Carnegie Hall? カーネギーホールにまつわる英語のジョークをご紹介します。
ヴィンテージもののジョーク
50年以上前から語り継がれたヴィンテージ物のアメリカンジョークを紹介します。
A. How do I get to Carnegie Hall?
B. Practice, practice, practice.
A, カーネギーホールへ行くにはどうすればいいの?
B. 練習あるのみ。
日本語に訳すと、多分あまりおもしろくないと思います。
このジョークのおかしさは、How do I get to Carnegie Hall? が二通りの捉え方ができることにあります。
一つ目の解釈は、「カーネギーホールへはどうやって行けばいいですか?」と、道順や移動手段を尋ねている。
二つ目の解釈は、「どうすれば、カーネギーホールのステージに立てますか?」という質問。
たぶん、1つ目は道を尋ねているのですが、2つ目は音楽の殿堂カーネギーホールのステージに立つための秘訣(ひたすら練習する)を答えています。
現在でもよく耳にする Practice, practice, practice.
日常生活でもこのジョークが登場します。コンサートホールだけではなく、市民会館、ライブハウスなど、プロのアーティストがコンサートや演劇を公演する場所へのアクセスを英語で尋ねると、100人に一人ぐらいは ”Practice, practice, practice." と答えるでしょう。
それほど大した venue でなくても、このジョークは成立します。お祭りののど自慢大会や、学校の体育館のステージなど。というより、この方が笑えるかもしれません。
20年ぐらい前でしょうか。ある音楽雑誌のインタビューで Bon Jovi のキーボードプレーヤー デビッド・ブライアン がキーボードの上達の秘訣を聞かれて、 "Practice, practice, practice."と答えていました。
気の知れた友人にコンサートホールやライブハウスへの道を英語で尋ねられたら、ぜひ使ってみてください。
A. I'm performing at the Blitz tonight. Can you come?
B. How do I get there?
A. Practice, practice, practice.
A. 今夜ブリッツでライブをするんだけど、来れる?
B. どうやってそこまで行けばいい?
A. 練習あるのみ。
このジョークを初めて言ったのは?
.このジョークを最初に言って人は誰でしょう?カーネギーホールの資料にも乗っていないようですが、コメディアンの Jack Benny ではないかという説があります。ベニー氏は多彩で、コメディアン、俳優、そしてヴィオリンの名士でした。彼はカーネギーホールにたどり着いただけではなく、実際チャリティーイベントで、ニューヨークフィルとともにヴァイオリンの演奏を披露したそうです。
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Jack Benny at Carnegie Hall |
英語も練習あるのみ
どんなことでも上達したいのであれば、何度も練習することが大切です。英語で日記やブログを書くことも然り。
私は英語教育しか受けていませんが、ブログを書くことで日本語を練習し、沢山の方にアクセス頂けるようになりました。日本語力はまだまだですが、がんばります。
みなさんも、毎日少しずつでも英文を書いていけば、必ず上達します。
Top photo by Patricia Fortes Pereiro
Jack Benny photo and info from New York Times, The Origins of That Famous Carnegie Hall Joke
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