A cat whisperer
ロバート・レッドフォードの主演監・督映画 Horse Whisperer
(邦題:モンタナの風に抱かれて、1998年)がきっかけで広く使われるようになった名詞の
whisperer。今では表現の由来を知らない人でも日常会話で使うスラングになっています。
ロバート・レッドフォードの映画で有名になった horse
whisperer ですが、その職業について
e-horse
というウェブサイトではこう説明しています。:
A horse whisperer is a very perceptive horse trainer who has mastered the
non-verbal communication of horses and can respond to it correctly. He can
help traumatized horses overcome deep-seated anxieties.
ホース
ウィスパラーは、馬の非言語コミュニケーションを熟知し、それに正しく対応できる、非常に鋭敏な馬の調教師です。ホース
ウィスパラーは、トラウマを負った馬が根深い不安を克服するのを手助けすることができます。
映画で馬を怒鳴りつけたり、鞭で打ったりせず、馬にささやきかけて調教する様子が脚光を浴びました。
由来
余談ですが、horse whisperer と呼ばれている専門家たちはこの呼び方を好まないとのことです。実際の職業の名称ではないのが理由です。
シーザー・ミラン氏
やがて、whisperer は
シーザー・ミラン のナショナルジオグラフィック (TV)番組のタイトル The Dog Whisperer で使われました。しかし、ミラン氏の犬の調教は時代遅れで、少々虐待的だったため動物愛護団体に抗議を受け、番組は終了しました。ミラン氏は決して
whisperer ではありませんでした。
日常会話での whisperer の使われ方
最近では whisperer は次のような人たちに関して使われています。
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専門的な技術や知識を優しく教えることができる人: smart phone whisperer
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特定な人々と上手にコミュニケーションを取り、指導できる人: teenager
whisperer (10代の若者ウィスパラー)
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動物に関する知識が豊富で、動物を優しく訓練する人、飼い主にペットの扱いをアドバイスする人:
dog whisperer (ドッグウィスパラー)
日本の「師匠」や「先生」と呼ばれる人のように崇められる人が ~ whisperer と呼ばれます。また、下の例文のように人をからかうために使われます。
例文では whisperer は「 ウィスパラー」と訳すことにしました。
A. How did you assemble that IKEA cabinet? It looks so complicated.
B. My father-in-law helped me. He's a furniture whisperer.
A. IKEA のキャビネットをどうやって組み立てたの? とても複雑そう。
B. 義父が手伝ってくれました。家具 ウィスパラーなんです。
A. Mr. Yamada has a few questions about the product.
B.
Darn.
Is there a Grandpa Whisperer here?
A. Our customers can hear you!
A. 山田様が商品について2,3 聞きたいことがあるそうです。
B. やれやれ。ここに爺さんウィスパラーはいないのか?
A. お客様に聞こえます!
A. I'm taking care of an injured crow I found at the park.
B. So you're a bird whisperer now?
A. No, I am still a barista.
A. 公園で見つけた怪我をしたカラスの世話をしてる。
B. 今度は鳥ウィスパラーになったの?
A. いいえ、今もバリスタよ。
誤字脱字を減らすために Google 翻訳を使用して和訳していますが、whisperer
を「囁き師」と訳す場合がありましたが、しっくり来なかったので、却下しました。
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