今回は「厚着をする」という意味の句動詞の layer up と bundle up
の意味の違いと使い分け方をご紹介します。どちらも
dress warmly
の類似語です。
Bundle up は冬限定
Bundle up はどちらかというと冬限定で、老若男女に対して使うことができます。テレビやラジオの天気予報で、よく耳にする表現です。「出かけるために」に暖かくするというニュアンスがありますので、その部分は省きます。
Bundle up! It's
chilly
outside.
外は冷えてるので、暖かくして(出かけて)。
外は冷えているので、暖かくして(お出かけ)ください。
「暖かい服装をしている」というときは受動態にします。
be + bundled up
Make sure the kids are all bundled up.
お子様たちが十分温かい服装をしているかご確認ください。
子どもたちが暖かくしているか、見てきてくれない?
Twitter 検索結果:
layer up は大人向け
Layer up はまだオンラインの和英辞書には出ていませんが、2つの意味があります。
Layer up
は冬の始まりの一日の寒暖差がある場合に服を重ねたり、脱いだりしながら調節するイメージがあります。
英語では layer up がファッション記事などによく使われています:
Bustle | (夏の重ね着のハウツー 熱中症にならない9つのスタイリングの裏技)
A. Why is it so warm all of a sudden?
B. It's a good thing we layered up. Let's take off our jackets and leave
them in the car.
A. なんで急にこんなに暖かくなったんだ?
B. 重ね着していてよかったね。ジャケットを脱いで車に置いておこう。
A. I don't know what to wear to the airport.
B. Just layer up. You can stuff your down jacket into your
carry-on
bag if it gets too warm.
A. 空港へなにを着ていけばいいかわからない。
B.
重ね着をすればいいよ。暖かくなりすぎたら、ダウンジャケットは機内持ち込みのカバンに詰め込めばいい。
Twitter 画像検索:layer up (画像が bundle up に比べて、ちょっとおしゃれです。)
Bundle up と layer up 比べ
Google で検索してみると bundle up と layer up
のヒット数には大差はありません。意味や用途が若干違うので使い分けられているのでしょう。
最後の
dress warmly (温かい服装をする)だけが著しくヒット数が少ないですが、死語だというわけではありません。Layer
up や bundle up の方が会話で聞き取り安いと言う利点があります。
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